会社や学校の始業、電車やバスの発着、約束の時間。私たちは常に1分1秒を気にしながら生きています。
もちろん「時間」という概念は、社会が動いていくために必要なこと。でも、おうちにいる時くらいは「だいたいの時間」がわかればよいのかもしれない。
オランダのロッテルダムを拠点として活動するデザインスタジオnoktukuがデザイン、製作したのが「moss clock」。
ノルウェーから取り寄せた本物のコケが使われており、フレームはバルトバーチ合板を高温の蒸気で蒸して、曲げて作っている完全なハンドメイド作品です。
その姿は美しく、癒されます。
秒針はなく、短針にはのんびりと何かを語らっているような人たちが。
グリーンを感じながら、大雑把な時の流れに身をまかせる。きっと幸せな時間を過ごせるに違いない。
時間なんて気にしない。そんな生活に憧れて。