シンプルなのには訳がある。
2015年9月にロンドンで開催された「London Design Festival2015」で発表、展示された「Benchmark」シリーズは、大工さんの作業台や17世紀から18世紀のイギリスの家具にインスパイアされて設計されたのだそう。
ダイニングテーブルもベンチも、ラウンジテーブルも棚も、厚い板を組み合わせてできています。
ダイニングテーブルには、天板の一部を外すと収納部分が隠されているので、食器をしまっておいたり、お絵描きセットをしまっておいてもよいかもしれません。
同じようにベンチにも座面を外すと収納スペースが。
作業をするときに無駄なものは置かない。そして、大切な道具はしまっておく。シンプルだけど、便利に。機能的だけど、美しく。
そんな風に確かな職人技でつくられた家具なのでした。