TOKYO ART BOOK FAIR 2015」で出会った素敵な本について紹介していきます。

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現場からレポート! ZINEの祭典「Tokyo Art Book Fair」はこんなふうに楽しもう
https://www.roomie.jp/2015/09/289300/

こちらのブースは、スイスからやってきた3つの出版社が集まっていました。そのなかで美しいアートブックに出会いました。「edition fink」(エディションフィンク)というチューリッヒにある出版社の本です。

Rob van Leijsen(ロブ・ファン・レイジェセン)というアーティストの『ART HANDLING IN OBLIVION』という一冊です。

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こちらの本は、毎年スイスで行われる“The Most beautiful Swiss Books”というコンテストで2014年に受賞したアートブックです。

戦時下における軍が行った美術品の略奪についてさまざまな観点から書かれた内容で、著者が2012年にジュネーヴ造形芸術大学(HEAD)での修士論文として発表した内容を「edition fink」から出版したものです。

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初版から仕様を変え、サイズはペーパーバックサイズに小さくなり、印刷は白黒印刷のみ、紙質はより簡素に…とデザインし直されたそうです。
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仕様を変えたのは、より簡素なデザインにすることで、アートブックの読み物としての側面を強め、内容に集中してもらいたいとの思いからです。

左に写るのが、「edition fink」を主催するGeorg Rutishauser(ゲオルグ・ルティスハウザー)さんと、日本での輸入を行う阿部原己さんです。実際に発行している人に直接出会えるのも、「TOKYO ART BOOK FAIR」の素晴らしいところです。

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阿部さんにお話を伺いました。

以前、チューリヒにある「edition fink」の事務所でお手伝いをしていたことがあり、今でも本の販売に関わっています。「edition fink」では、有名無名を問わず主催のゲオルグさんが興味を惹かれたアーティストの本を出版しています。いろいろなアーティストが事務所にやってくるのですが、お昼ご飯を一緒に食べたり、話をしながらゆっくりと一冊の本を作り上げていきます。そうやって本が作られる過程が面白いなと感じました。

アーティストと近い関係性で作り上げられる本たち。とても魅力的でした。

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日本では、最新のタイトルを手に取って見れるお店は現状ないため、取扱いをしてくれるお店を探している最中とのことです。他にも、日本での輸入をしている阿部さんやアートブックのオンラインストア「VermikkoBooks」から購入することもできます。

お問い合わせ先 e-mail: kitsune.abe@gmail.com

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