住む場所は、お部屋の中だけでなく、建物全体の環境までもが、気持ちや感性に深く影響を与える。
ほかの誰よりもそのことを知っている美大生たちが、こぞって住みたがるというアパート「Apple and somethingelse」。
美大の先輩から後輩へと指名制で入居を許されるという伝説のアパートにおじゃましてみました。
さっそく足を踏み入れてみるとカラフルなドアが3つお出迎え。どの色に入るか迷ってしまいますね。
お部屋にはそれぞれテーマにしている色があり、入居した美大生が毎回塗り替えていくんだとか。
家具だけではなく、窓枠の色も合わせる技はおうちでも真似できそう。
窓枠にはアパートの名前にもなっているりんごのモチーフ。
この鉄格子や、
こんなポストまで、全て歴代の美大生の手作り。
このお部屋は、まさにこれから色を塗り替えられようとしているところ。
壁にこれからのペイントプランが貼ってあるのを見つけました。
どうやら南の島の海に飛び込んだようなスカイブルーのお部屋に変身するみたい。
画像合成ソフトでお部屋のイメージを計画したら、オーナーさんに相談すると色々なアドバイスをくださるのだそう。
バスルームには、さりげなくマスタードイエローの猫足バスタブを発見しました。
外国の小さな街に迷い込んでしまったみたいな伝説のアパート。
今までさまざまな作品を生み出しながらお部屋を大切に過ごしてきた美大生の息使いが、インテリアひとつひとつに宿っているようでした。
壁や家具の色が変わると部屋の雰囲気も気分も変わるもの。次の模様替えでは、美大生のセンスをまねて、思い切って壁や家具を塗り替えてみるのもいいかもしれませんね。
美大生ならではのアイディアをもっと見てみたい人は、こちらからどうぞ。