夕方になると、いつも小腹がすいてきます。私の場合、いちばんつらいのは17時から18時ごろ。なんとか我慢して家へ帰っても、今度は晩ごはんを食べ過ぎて自己嫌悪……。毎度の失敗に、ずっとモヤモヤしていました。
食事の間隔、理想は4~5時間だった
それでも「間食はしないほうがいい」と信じていたのですが、ふと疑問を感じて調べてみることに。すると、意外なことがわかったのです。
農林水産省の食育コンテンツ「おやつの工夫」によると、なんと「軽めのおやつ(間食)」には利点があるのだそう。
「食事と食事の間かくは、4~5時間が理想的。でも、私たちの生活では、昼食と夕食の間が6~7時間くらい開いてしまうことがあります。(中略)このような時は、軽めのおやつをとることをおすすめします。おやつは『間食』といって、その名のとおり食事と食事の間にとるもの。上手におやつをとることで、夜おそくに食べすぎるのを防ぐという働きがあります。」
「農林水産省/おやつの工夫」より引用
お昼を12時に食べたとすると、理想の夕食は17時になります。これは、私のおなかの空くタイミングとほぼ同じ! 現実には17時に食べるなんて無理だから、おなかが空き過ぎて晩ごはんをドカ食いしていたというわけです。
おやつはどれくらいなら食べていい?
そうなると、今度はおやつの適量が気になります。同サイトでは、1日200kcal以内が目安とされていました。お菓子の例でいうと、
<200kcalの目安>
「ポテトチップス約1/2袋、アイスクリーム小1個、板チョコ約1/2枚、せんべい3~4枚、ショートケーキ約1/2個、どら焼き1個」
「農林水産省/おやつの工夫」より引用
こんなに食べていいんだと、ちょっとほっとしました。
人間のからだは、食事の間隔があきすぎると脳が危険信号を発し、エネルギー源となる糖質や脂肪をため込もうとする、と聞いたことがあります。その結果、次の食事で太りやすくなるのだとか。ただでさえ反動でたくさん食べがちなのに、脳からそんな信号が出ていたら大変です。
さらに疲れがたまってくる夕方、オフィスで空腹を我慢していたら、ストレスがたまり余計に晩ごはんを食べ過ぎたりしてしまうはず。適度なおやつでエネルギーを補給したほうが、気分もスッキリ仕事もはかどる気がしてきました。
おやつに「サクサク」「パリパリ」の新習慣
そんなわけで、間食禁止令を解除した私。「おなかがすいても我慢しなきゃ」というストレスがなくなって、小さなおやつを用意する楽しみができたのは、思いのほか嬉しいことでした。ちゃんと適量で満足したいから、おやつ選びにはちょっとこだわっています。
最近のお気に入りは、ナビスコの「スリムサンド」。サクッとした食感を出すために、薄さにこだわって開発したというビスケットに濃厚なミルククリームをサンドした「薄焼きビスケット&ミルククリーム」と、パリッと軽い薄焼きクラッカーに、チェダーチーズクリームをたっぷりはさんだ「薄焼きクラッカー&チェダーチーズクリーム」という2種類の新商品です。
口の中で軽やかに崩れる生地は、コクのある贅沢なクリームと相性抜群。ビスケットはサクサク、クラッカーはパリパリとした食感、そしてどちらもクリームはリッチでクリーミーな味わいが楽しめる満足感の高いおやつです。その日の気分で好きな方を選んでいます。それぞれ3枚ずつ個別包装になっていて、1袋のカロリーは約100kcal。ちょうど1日のおやつの目安の半分というのも、わかりやすくていいんです。
おやつのおかげで食べ過ぎ解消

「スリムサンド」のきれいな見た目とかたちに和みつつ、紅茶を入れてほっとひと息。手がベタつくこともなく、きれいに食べられるのも女性には嬉しいポイントです。
おやつタイムの効果は、想像以上。帰宅までおなかが落ち着いているおかげで、遅い時間に食べ過ぎることもなくなりました。
「スリムサンド」の「薄焼きビスケット&ミルククリーム」は紅茶やコーヒーに。「薄焼きクラッカー&チェダーチーズクリーム」は夜のお酒ともよく合いそう。
公式サイトでは、波佐見焼のティーセットやシャンパーニュグラスが当たるプレゼントが実施されています。
お気に入りの器で気分よく味わう、「スリムサンド」のおやつタイム。夕方の空腹や晩ごはんの食べ過ぎに悩む女性にとって、おいしい味方になってくれそうです。
撮影/中山実華 文/田邉愛理
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