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20世紀初頭に米国で開発された壁面収納型の“マーフィーベッド”をはじめ、長年、欧米を中心に、省スペース志向のベッドが、様々に誕生してきました。

そして、21世紀の“マーフィーベッド”として話題になっているのが、天井にリフトアップできる「BedUp」です。

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フランスの家具メーカー「Décadrages」によって設計されたこのベッドは、上下可動式。

使わないときは、天井あたりまで上げ、就寝時には、好みの高さまで手動で下げます。

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BedUpは、天蓋型の「Cocoon」(冒頭イメージ)のほか、ベッドの足元を2本のケーブルでつり下げた「Vision」、壁面に固定して上下させる「Campus」の3バージョンで展開。

いずれも、棚や照明、鏡、はしごなどのアクセサリー類を、自由に付けることができ、わずか1日足らずで設置できるそうですよ。

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とりわけ、住空間が制限されがちな都市部では、「日常生活に必要な機能を担保しながら、部屋をできるだけ広く使いたい」というニーズは高いはず。

頭上のデッドスペースを活用するとは、グッドアイデアですね。

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Décadrages’ BedUp lifts up to the ceiling when not in use [via dezeen]

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