© Cao Fei / Deutsche Bank Collection
9月12日(土)~2016年1月11日(月・祝)まで、原美術館で「そこにある、時間─ドイツ銀行コレクションの現代写真」が開催されています。
世界有数の金融機関であるドイツ銀行は、「Art works(アートを活かす)」というコンセプトをもとに、職場や公共の場などさまざまな場所で現代アートに触れられる機会を提供しています。
企業が行う文化活動のなかでも、ドイツ銀行のコレクションは質量ともに世界屈指といわれています。世界各国に支店を持つドイツ銀行は、そのコレクションもグローバルなものとなっており、今回展示される約60点の写真は世界中から集められた作品です。
© Klaus Rinke / Deutsche Bank Collection
日本からは、やなぎみわ氏や杉本博司氏の作品が出展されます。
やなぎみわ 「My Grandmothers: MINEKO」 2002年/87.5 x 120 cm/Cプリント
© Loock Galerie / Deutsche Bank Collection
イタリアのビーチを撮影した作品で知られる、イタリアのマッシモ ヴイターリ氏の作品もあります。
© VG Bild-Kunst, Bonn 2015 / Deutsche Bank Collection
また、ヨーロッパやアメリカ、アジアだけでなく、アフリカ、アラブ、東欧などそれぞれの社会的背景を表した作品も展示されます。
© REUTERS/Zohra Bensemra / Deutsche Bank Collection
時間というものを切り取って、フィルムに焼き付ける「写真」というメディアの今を確認するとともに、「写真の魅力」を再発見できる展覧会です。
会期中は、さまざまなトークイベントも開かれるので、ホームページをチェックして下さいね!
会期:2015年9月12日(土)~2016年1月11日(月・祝)
時間:11:00~17:00(祝日を除く水曜は20:00まで、入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日にあたる9月21日、10月12日、11月23日、1月11日は開館)、9月24日、10月13日、11月24日、年末年始(12月28日~1月4日)
場所:原美術館 東京都品川区北品川4-7-25
入館料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円 ※原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料