©ALMA(ESO/C. Malin)

今、私たちが見ている星の輝きは、何年、何十年前の光なのだろう。

たとえば、地球がある太陽系から一番近い恒星、ケンタウルス座アルファ星は太陽から、約4.3光年ほど離れたところにある星。

私たちがこの星を見るとき、それは4年以上前に放たれた光を見ているということになりますね。

そう、夜空を見上げた時に見える星たちは、もしかしたら、何年もかかって光だけを地球に届け、もうその存在はないのかもしれません。

©ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)

©ALMA(Clem & Adri Bacri-Normier/ESO)

南米・チリの砂漠に設置され、日本をはじめとする21の国と地域が共同で運用する、革新的な性能を持つ電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」は、2011年に死にゆく星「ちょうこくしつ座R星」が放つ電波をとらえたのだそう。

©ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)

©ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)

「ちょうこくしつ座R星」は、地球から950光年彼方に存在するとされている星。

そして、その死にゆく星が放つ電波のデータをオルゴールに変換するプロジェクトが国立天文台とクリエイティブ・ラボPARTYのコラボレーションで生まれた「ALMA MUSIC BOX」。

Photo by Keizo Kioku, Courtesy of 21Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

Photo by Keizo Kioku, Courtesy of 21Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

アルマ望遠鏡は電波の周波数ごとに天体画像を生成することができるため、この作品では70の周波数で取得されたデータを、1枚ずつオルゴール盤にしたのだそうです。

こちらから、音を聴くこともできます。 

©ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)

そして、このオルゴール音源を、蓮沼執太さん、mito(クラムボン)さん、高木正勝さん、クリスチャン・フェネスさんなど国内外で活躍しているミュージシャン11組が楽曲化したコンピレーションアルバム『Music For A Dying Star』が9月30日(水)に発売されます。

宇宙で奏でられるメロディ。死にゆく星「ちょうこくしつ座R星」は、私たちにどんなメッセージを届けてくれたのでしょうか。

目を閉じて、星へ、宇宙へ、想いを馳せてみませんか。 

Music For A Dying Star [ALMA MUSIC BOX]

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