昔から言い伝えられている慣用句のひとつに「寒さ暑さも彼岸まで」という句があります。この句の通り、毎年秋のお彼岸の頃には残暑も落ち着き、秋っぽい気候になりますよね。

秋のお彼岸とほぼ同じ時期に姿を現すのが、「彼岸花」です。

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暑い夏の間は土の中にひっそりと隠れていて、お彼岸の声が聞かれると同時に、いつのまにかニョキニョキと茎が伸びてきて、赤や黄色、薄ピンク色などのお花を咲かせてくれます。

ひとつのお花が咲いている期間は長くても2週間程度と、お彼岸が終わってしばらくすると花が散り始めます。まさに「彼岸花」ですね。

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日本各地で見られるので日本原産の植物か思っていましたが、原産地は中国です。

彼岸花の球根は毒があり、植えることで田畑を荒らすネズミなどの動物が近寄らなくなることから、全国的に植えられるようになったという説があります。もちろん人間にも有毒ですので、間違っても食べたりしないで下さいね。

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先日、彼岸花の名所といわれている、鎌倉の英勝寺へ行ってきました。

まだお彼岸まで時間があるせいか、姿を見せていたのはほんのわずかでした。

お寺の方にお話を伺ったところ、その年によって見事に咲く年とそうでない年があるそうです。なお今年は8月後半の日照時間の少なさが影響しているせいか、例年よりも遅いとのことです。

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お彼岸の頃には、こちら一面にお花が咲いています。

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こんな感じで生えてきます。

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赤よりも白の方が先に咲き始めるそうです。

また英勝寺では秋の七草のひとつでもある「」の名所でもあり、こちらは彼岸花よりも先に咲き始めていました。他にも四季を通じて色々なお花が咲いています。

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裏手にある竹林

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アジサイとノリウツギ

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フヨウ

今年の秋のお彼岸は9月20日(日)~26日(土)、シルバーウィークと丸かぶりです。連休のご予定がまだという方、お墓参りも兼ねて初秋の花めぐりに出かけてみませんか。

photographed by satoshi UCHIDA

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