熊本市の中心市街地である通町筋電停から見える熊本城。

そこから南へ行くと下通りと呼ばれるアーケードが続きます。そこから一本脇へ入った通りに、少し変わった名前の「橙書店」があります。

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店主の田尻久子さんが書店を始めたのは2008年です。

橙書店のオープン前より営業している、隣接する雑貨&カフェ orange。「orange=橙だから、壁に穴を空けて書店をできれば」との冗談が現実となり、田尻さんはカフェと書店とを繋ぐ小さな穴を行き来しながら営業しています。

本屋へお客さんが入って来たら書店をのぞき、カフェで呼ばれたらお会計をして、といった様子。

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書店に入り本棚を見渡すと、ベストセラーといった本は少なく新しい発見が多い。

「たくさんあるということが苦手。見知らぬ本は置けない。売れるから置く、といったこともしない。」と話す田尻さん。

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本棚や机上には1200冊もの本が並びます。決して本は多くはないですが、どれも田尻さんが良いと思ったものを置いています。

「以前は良いと思っていた本がそうでもなくなったり、新しい出会いがあると自然と興味がわいたり。本への感じ方は日々変化していきます。」

田尻さんの本への情熱を感じながら綺麗に並べられた本棚から一冊手に取ってみる。今まで読んだことのない作家やタイトル。新しい出会いに胸が高鳴ります。

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書店では朗読会が、月1回〜2回不定期開催されています。そのほとんどが作家側からのアクションであり、田尻さんの人望が伝わってきます。

一方カフェは白を基調とした壁にアクセントのオレンジが鮮やか。至る所に本が並べられています。椅子に座ると自然と本に手がのびます。

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カフェは、1階に雑貨とカフェ、2階はギャラリースペースとなっており定期的にイベントが催されています。

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大量生産、大量消費のこの時代、目的のものだけを求めて買いに行く。それも悪くはないけれど、時には時間も目的も忘れて偶然の出会いに身を任せたいですね。

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orange・橙書店

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