日本人フォトグラファーとして初めて『KINFOLK』(アメリカ)の表紙写真を飾り、国内でも雑誌、広告など幅広く活動中のフリーランサーフォトグラファー濱田英明さん。
濱田さんは日本国内だけでなく、海外でも多くの写真を撮影しています。
日本の四季を感じる写真を見れば、その季節を恋しく思い、海外の風景を見れば、思わず旅に出たくなってしまいます。
どの写真も美しい色彩で映し出せれ、写真の一枚一枚は、統一された雰囲気を持っています。
ほら、外に出かけたくなったでしょう?
誰もが体験したこと、一度は見たことがある風景をこんなにも柔らかい色合いで表現し、優しい気持ちにさせてくれます。
日常の中の「何も起きてない瞬間」。
実は、その瞬間がもっとも尊く、一生の思い出になったりするものです。
美しいのに、「美しいだけ」「綺麗なだけ」じゃない写真たち。濱田さんの目線の先には、私たち写真を見ている人の心に響く“魔法”が隠されているようです。
また、濱田さんの息子・晴くんと皆くんの日常の姿を切り取った作品は、温かくどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。
大人の私たちが、誰でも一度は駆け上ってきた“階段”をフラッシュバックさせてくれるようです。
時間を戻すことはできないけれど、あの時の私、空気、雰囲気、気持ちを濱田さんの写真に重ねてみませんか?