「表参道のセレクトショップ?」と思わせるスタイリッシュな店内。約25000ピースの磁器を組み合わせてできた斬新なフロアは、足を置くときちょっとドキドキします。

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“日常食器”として使われてきた波佐見焼ですが、「マルヒロ」の磁器は、“人を招きたくなる、ちょっと特別なときに使いたい”そんな器が揃っています。

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1957年創業。3代目の馬場匡平さんは「祖父の代から波佐見焼を取り扱っていますが、業務内容はそれぞれ違うんですよ。露店商から始まり、卸売りをするように。そして現在は、型からデザインするオリジナルブランドのものを制作・販売しています」と語ってくれました。

「マルヒロ」が手がける自社ブランドは、HASAMI・馬場商店・ものはら・the placeと4つ。それぞれコンセプトが異なり、和食に似合うものはもちろん、洋食だって、中華だって、エスニックさえマッチする器が揃っています。

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波佐見町の“ハサミ”と鋏をかけた遊び心ある「HASAMI」ブランドのマーク

「時代にあったものをデザインする」と語る馬場さんですが、ただ新しい文化を発信するだけでなく、波佐見焼の技術を若い人に引き継いで欲しいという思いも強くあるとのこと。

「時代にあわせた柔軟なモノづくりを特徴とする波佐見焼。“手ごろなもの”を求められ価格を抑えた器が増えてきている。それにより、昔から伝わる高度な技術を使う機会がなくなり、次世代の職人さんがそれを学ぶ場がなくなっている。価格ももちろん大事だが、技術が継承できるようなデザインを制作することも大切。そのようなひと手間かかる器もデザインしていきた」と語ってくれました。

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ブランドのひとつ「馬場商店」で制作しているそば猪口シリーズは、シンプルに見えて底にこだわりがある熟練した技術が必要な商品のひとつ。「このような器を作ることも波佐見焼に必要だと思う。そうして、少しでも職人さんに還元できるしくみを作っていきたい」と言います。

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アクティブに新しいことにチャレンジし続けながら、伝統も大切にする。そんなモノづくりが人を魅了するのでしょう。

マルヒロ

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