SHARE


『ジュラシック・パーク』から22年。シリーズ待望の新作『ジュラシック・ワールド』が、ついに日本上陸しました。

今作の舞台は『ジュラシック・パーク』で創設者ジョン・ハモンドが夢見たテーマパーク“ジュラシック・ワールド”。予期せぬトラブルにより『ジュラシック・パーク』では実現に至らなかった、地球史上最大のテーマパークです。

ルーミーでは先日、ヒロイン役のブライス・ダラス・ハワードにインタビューを行いました。劇中では“ジュラシック・ワールド”のオペレーションマネージャーとして来場者数や収益の増減に神経を尖らせる、仕事一筋のワーキングウーマン、クレア役を演じています。

私生活では2人の子どもを育てるママでありながら、女優として製作者として活躍するワーキングウーマンのブライスに、撮影秘話や今作への思いをたっぷりと語っていただきました。

150804JW_Bryce-03

──映画の舞台になっているテーマパーク“ジュラシック・ワールド”は、まるで本物のようでした。初めてセットに足を踏み入れた時の感想は?

本当に素晴らしかった! 私が最初に撮ったのは(『ジュラシック・パーク』のロケ地だった)ハワイでのヘリコプターのシーンで、機内から『ジュラシック・パーク』で使用されたセットや島を見ることができたの。脳内では映画のテーマ曲がリピート再生されていたわ。「オーマイガッド、これってクレイジーなことね!」って(笑)。

それからニューオリンズに移動したら、そこにはかなり大きなテーマパーク(ジュラシック・ワールド)が建設されていたの。遊園地の跡地に建設されたのよ。あれは…本当にクレイジーだった! 信じられなかったわ。

──パークの中にはお寿司屋さんまでありますね。

イエス! パーク内にNOBUがあるの。シーンとシーンの合間、私はPCを持ち込んでNOBUで休憩していたのよ(笑)。本物の食べ物まで用意されていたわ。

──今作で演じられたクレアは主人公の添え物的なヒロインではなく、自立した強い女性ですね。映画の冒頭では必ずしも愛すべきキャラクターではないかもしれませんが、キャリアのために突き進む彼女の姿に共感する女性は少なくないのではないかと思います。最初にこの役のオファーを受けた時、どのように感じましたか?

実はコリン(・トレボロウ監督)が出演をオファーしてくれた時、彼はまだ脚本を執筆中だったの。完成していなかったのよ。でも、私は即答で引き受けたわ。「脚本なんて読まなくていいわ、イエス!」ってね(笑)。

──『ジュラシック・パーク』シリーズのファンだったのですか?

大ファンだったの。それに加えて、一瞬でコリンのファンになっちゃったのよ。コリンはとても優しくて、冷静で、素晴らしい男性で、リーダーとしての素質が感じられる人なの。だから、最初からすごく安心できたわ。

彼はディテールにこだわる人なのだけれど、それによって見失うようなことはなく、全体像もちゃんと見えているの。これまでに一緒に仕事をした中でも、最高のフィルムメーカーの1人だったわ。すごく偉大な存在になるのではないかと予感しているの。素晴らしいストーリーテラーよ(※今作はコリン・トレボロウ監督にとって2作目の長編映画。スティーヴン・スピルバーグから直々に抜擢された)。

150804JW_Bryce-02

──実際に脚本を読んだ時の感想は?

脚本を読んだのは、それから何ヶ月も経ってから。率直に「すごい!」って思ったわ。クレアは類まれな役よね。あなたが言ったように、最初は全くもって好きになれないキャラクターだと思う(笑)。でも、作品を通じて彼女の大きな変化が感じられるの。

観客に1度嫌われたらおしまいだし、普通だったら必ず好かれるキャラクターを書くと思う。人間らしさを失った人が、ストーリーを通じてそれを取り戻す姿を描くというのは、挑戦的なことだわ。彼女の欠点から目を背けずにね。彼らがそのようなストーリーを書いたのはすごいことだと思う。

──クレアはハイヒールを履いたまま全速力で走ったり、恐竜相手に闘ったりと、ものすごくタフな女性です。撮影中に最も大変だったことは?

まさにハイヒールで安全に走ることよ! 特別に用意されたものではなく、普通のハイヒールを履いていたの。泥の中を走るシーンでは、脱げないようにバレエシューズについているようなストラップがついていたけれど、実際には何度か脱げちゃった(笑)。とにかくけがをしないようにヒールで走ることに1番集中していたわ。かなり練習したのよ。

150804JW_Bryce-06

──主人公オーウェン役のクリス・プラットとの相性もぴったりでしたね。

それはなぜかと言うと、私がクリスを溺愛しているから(笑)。彼は最高の男よ! すごく楽しい人なの。現場ではよくノリでダンスパーティーをしていたわ。彼も私も家族同伴で、とても楽しかった。

──お子さんたちは映画のセットを見ることができたのですか?

ええ、すごく気に入っていたわ。でも娘は撮影当時2歳で、恐竜が本物だと思ってものすごく緊張していたの。私がいつも恐竜の話をしていたし、すごく混乱したみたい。まだ子どもたちは幼いから、映画はお預けなんだけどね。息子(8歳)にはもう少ししたら見せてあげようかな。

──ご自身もクレアと同じように働く女性ですね。彼女に共感する部分はありますか?

私はクレアの率直で自己主張が強いところが好き。映画の冒頭では明らかに自分を見失っているし、欠点もあるわよね。でも、そんな中でも自分の責任を恐れていないの。会社では重要なポジションにいて、たくさんのものを背負っている。彼女のような役を演じるのは好きよ。

150804JW_Bryce-05

──今作は既にアメリカを含む世界各国で公開され、数々の記録を塗り替えているそうですね。

私たちは今作が成功するといいなとは思っていたけれど、ここまでの状況は全く想像していなかったの。素晴らしいことよね。このような作品に参加できるのはうれしいことだし、(原作者の)マイケル・クレイトンの遺志やスティーヴン・スピルバーグの功績を引き継げるって、素晴らしいことだと思う。

──既に続編を期待する声も上がっていますが、興味はありますか?

もちろん! コリンやスティーヴンや製作陣はストーリーをどこに向かわせるべきか分かっているはずだし、『ジュラシック・ワールド』同様、彼らを信用しているわ。もしクレアが登場すれば最高だし、登場しなくても続編が制作されるだけでうれしい。実現したら公開日に観に行きたいわ!

──先日の記者会見で、初来日は11歳の頃、お父さん(ロン・ハワード監督)の映画のプロモーションに同行した時のことだったと話していましたね。日本にはどのような印象をお持ちですか?

数日前に日本に到着した時、私は窓の外を眺めながら同行した友人に、「何だか日本ではすごく気分が良いみたい」って言ったの。日本に居ることで、何かがすごくしっくり来る感じがしたのよね。なぜだろう?って思っていたのだけれど、さっきに急に思い出したことがあるの。

実は私の祖父は若い頃、日本に何年も住んでいたの。日本人の女性と結婚したかったらしいのだけど、彼女の両親に反対されたんですって。子どもの頃、祖父の家に飾ってあるアート作品は全て日本のものだったし、家中の全てが日本風だったの。それを30分前に急に思い出したのよ!

きっと祖父のスピリットの一部は日本にあって、私はそれを感じ取ったのかもしれないな。既に他界しているのだけれど、日本に居ると祖父とのつながりを感じる気がする。祖父は日本を故郷のように思っていたから…何だか涙が出てきちゃう(笑)。とにかく日本は大好きよ。ずっと大好きだったの。

──最後にルーミーの読者にメッセージをお願いします。

日本は素晴らしい国ね。おもてなしも素晴らしいわ! 皆さんが今作を気に入ってくれるといいな。ぜひ家族やお友だちと映画館に行って、私たちが初めて『ジュラシック・パーク』を観た時のような素晴らしい体験を楽しんでね。

ジュラシック・ワールド
原題:Jurassic World
監督:コリン・トレボロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
原案:マイケル・クライトン
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、タイ・シンプキンズ、ニック・ロビンソン
配給:東宝東和 ©2015 Universal Pictures
©Chuck Zlotknick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
2015年8月5日(水)全国ロードショー

Bryce Dallas Howard photographed by Tetsuro Sato

ジュラシック・ワールド』[東宝東和]

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense