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筆者は、今年でパシフィック・ノースウェスト(ワシントン州+オレゴン州)に住んで10年になります。ここでの食生活に欠かせない存在は、地元の生産者から新鮮な食材を手に入れることのできるファーマーズ・マーケットです。

新鮮さはもちろんですが、農家のみなさんと雑談をしつつ、食材をどう料理したらいいのかなど、いろんな情報を手に入れられるのも魅力的です。

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今回は、シアトル市内で2000年にオープンして以来全米でも知られるようになった、Ballard Farmers Marketを訪ねてきました。

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Ballardはシアトルの北西に位置する地区です。シアトルが市として成立する前から水産業で栄えていた町で、現在では閑静な住宅街となっています。ファーマーズ・マーケットはOld Ballardと呼ばれる、Ballard内でも特に歴史の感じられるストリートで開催されています。

Ballard Farmers Marketは、シアトルで初めての通年オープンのファーマーズ・マーケット。桜の舞う春も雨の降り止まない冬も、毎週日曜日の午前10時から午後3時まで買い物を楽しむことが出来ます。

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この日は朝から快晴で、午前中から人だかりができていました。空っぽのバッグを持って、野菜、果物などの生鮮食料品店やタコス、クレープなどのフードカートが合わせて60近く出店しているブースの数々を見て回りました。

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まず目についたのは、花とスナップエンドウを取り扱うブース。大ぶりのブーケでも10ドルほどで、少し離れていても、花のいい匂いがフワッと漂ってきました。

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その隣には、ミニドーナッツを揚げているお店が。自動的に生地が揚げ物油に落ちるようになっていて、見ているだけでも楽しめるブースです。揚がったドーナッツはそのままでも、シナモンシュガーをまぶしてもらっても良し。

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ワシントン州とオレゴン州は気候的に東北・北海道に近いので、札幌出身の筆者に馴染み深いものがたくさん並びます。この週はリンゴ農家が多く、全部で5軒のブースが出ていました。生のリンゴだけではなく、しぼりたてのジュースやシードルを売っているところも。

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野菜を扱うブースには採りたてのトマト、ブロッコリー、ニンジンなどが山盛りになっていました。

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ちょうど今が旬なのが、ブルーベリー、ブラックベリー、プラムなど。さすがに大きな箱で買うと食べきれないので、この日は小さなパッケージをいくつか購入しました。ぽちぽち食べ歩きながら買い物できるのも、ファーマーズ・マーケットの楽しさのひとつです。

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メインのブースからすこし離れると、ストリート・ミュージシャンなども相当数集まるファーマーズ・マーケット。今週の変わり種は、お題を伝えればその場で詩を書いてくれる詩人のコンビでした。

このようにシアトル市民の生活の一部ともなっているファーマーズ・マーケット。

観光で訪れてもよし、その日の献立の買い出しに足を運んでもよしと、のんびりした雰囲気の中で、毎週新しい発見のあるスポットです。

Photographs by Sho Ito

[Ballard Farmers Market]

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