皆さんは、「小屋」にどんなイメージを持っていますか?
国語辞典には、
仮にたてた小さなたてもの
(出展:三省堂国語辞典第三版)
とありますが、最近はデザイン性の高いものや、コンセプトがしっかりしているものが多く、小屋で理想の暮らしを楽しむ人が増えているそう。実際に欧米では「tiny house=小さな家」を楽しむライフスタイルが人気で、日本でもその動きが目立ち始めています。
そしてこの夏、長野県茅野市にて「小屋があったらしてみたいと思っていた暮らし」を丸ごと体験できるお祭り「小屋フェス」(日程:7月25日(土)〜8月2日)が開催されます。
これは、小屋を通して小さな暮らし方を感じ、自分の暮らし方を考え、どこに住むか妄想できる新しい夏フェス。長野の大自然の中で、建築家やクリエイターが手掛けた計20棟の小屋や、音楽、地元のお酒と料理、体験型のワークショップが楽しめます。
「小屋フェス」の中心にあるのは、もちろん小屋。
例えばこんなユニークな小屋が展示されるんです。
日本に「tiny house=小さな家」をいち早く紹介した、YADOKARIによる世界中を旅する小さな家。無駄なものを削ぎ落とし、シンプルに生きる、日本の新たな住まい方がここにはあります。
『じゃぱみのこや』
日本の代名詞でもある床材「畳」に込められた様々な職人の想いが堪能できる極小空間です 。「和」が注目されている今、四季により移り変わる表情を「畳」とともに感じてみるのも良さそう。
こちらは家族の距離を調整できる“離れ”としての役割を持った小屋。お父さんの書斎として、1人になれる部屋として、子供部屋として、など好きな用途で使えます。使わなくなったらリユースできるのも、「DRESSLODGE」の特徴です。
「小屋フェス」では長野県の採れたての野菜を始め、お肉、地酒やビールなどが味わえるMARKETも。FOODやGOODSなど20店舗が揃います。
「FOOD」では、長野県を代表する若手農家がチームを組んだ特別なマルシェ「Agrica BAMBAATA」が出店。旬を迎えるトマトや八ヶ岳生とうもろこしなどの夏野菜をはじめ、特産物のアスパラやりんごなど地元の味覚が味わえます。(出店日:8/1,8/2)
その他、フランス人と日本人のご夫婦が作るスープポタージュ専門店「Ma Soup」や、お客様が持参した食材をその場で調理してくれる「石橋直樹」さんによる出張料理などが予定されています。
「GOODS」では、小屋やOUTDOORで過ごす時間を快適に演出できるモノを提案する『new valley』や、
小屋に合う小型の薪ストーブの展示やこだわり雑貨を販売する『grow thick』、消しゴムハンコのお店『AKAITORI STAMP FACTORY』などが出店します。
その他、「fula」、「toconoma」「雨ふらしカルテット」などミュージシャンによるライブや(※出演時間はコチラ)、「ハンモックの制作ワークショップ」、地元で間伐した生木や、古トタン、木材などを使って小屋を一棟建てるワークショップ「ライブ小屋ビルディング」も開催されます。
開催地となる茅野市は、避暑地として有名な蓼科や白樺湖があり、八ヶ岳の正面に位置しています。この夏は、太陽の日差しいっぱいの大自然の中で、小屋の暮らしが体験できる「小屋フェス」で遊びましょう!