長い間音を奏で続け、役目を終えたピアノや楽器たち。
それらの部品を使用して作られたアクセサリーがあるんです。
Apocaθist(アポカシスト)が販売するPiano capstan ringは、高級ピアノスタインウェイのキャプスタン(ピアノの内部にあるネジ型の部品)を使った商品。
100年以上前のヴィンテージのパーツで、現在普及されているピアノは作業性を改良した完全に違うキャプスタンで製作しているため非常に希少な部品です。元のキャプスタンは真鍮製ですが変色を防ぐために18金グリーンゴールドのコーティング。
とてもピアノのネジとして使われていたようには見えないほど上品で、何年もピアノを支えていた部品の一つだと考えると愛らしいですね。
同じシリーズとしてピアスも。演奏会やパーティといった場で活躍してくれそうです。
また、クラリネットのリードを7枚重ねたミルフィーユ状のリングやヴァイオリンのE線で作ったピアスなど、ピアノに限らず楽器の部品を使用した商品がたくさん。
オーケストラや吹奏楽などの音楽仲間へのプレゼントにもぴったりですね。
デザイナーの守谷氏はピアニスト兼作曲家としての活動も行っており、デザインだけでなく音楽にも深く携わっています。
一つ一つ手作業で製作しており、ゴミ箱行きの楽器のパーツたちを生まれかわらせてあげたい!という思いでApocaθistは誕生しました。
Apocaθist はギリシャ語で ” 生まれ変わる・蘇生する ” という意味。
生まれ変わった楽器たちが形を変えて、また輝き続けるよ。