皆さんは、「Calisson(カリソン)」を知っていますか?
南フランス・プロヴァンス地方の伝統的な焼き菓子で「幸せのお菓子」とも言われています。
フルーツの砂糖漬けとアーモンドに、オレンジの花の水などを入れて練り合わせて焼いた菱形の「カリソン」は、プロヴァンスのお土産として大人気ですが、作る手間がかかる上に、味がとても繊細。そのため日本では製造しているお店が少ないので、知る人ぞ知るお菓子の一つかもしれません。
この「カリソン」の名前の由来を調べてみると、「やさしいキス」を意味する「カラン」から来ているとか、「聖杯(カリス)の形をしたゆったりとした船」をイメージし、「小さなカリス」という意味で「カリソン」と名付けたなど諸説あるようです。
そこで、日本で「カリソン」を販売する数少ないお店の一つ、三鷹市の「ま菓ろん」さんに伺いました。
—「カリソン」が「幸せのお菓子」と言われるようになったのはなぜでしょうか?
「15世紀、フランスの王様が結婚する際、結婚式で王妃様に微笑んでもらうために、宮廷の菓子職人に命じて作らせたのが由来とされ、『幸せのお菓子』 と言われています」
とってもロマンチックですね!
こちらが「ま菓ろん」さんの「カリソン」。カラフルな見た目がとってもお洒落!プレゼントにも喜ばれそうです。
表面には「グラスロワイヤル」という砂糖衣が薄くかかっていて、口にいれると表面のグラスロワイヤルがカリッ、次にアーモンドの生地が少しモチッとして、最後にフワ〜ッとフルーツの香りが口に広がるんですって。日本ではあまり馴染みのない食感がクセになるという方が増えているそうですよ。
現在、「ま菓ろん」さんで販売している「カリソン」の味は3種類。
栃木県産のイチゴ、和歌山県産のグレープフルーツ、徳島県産のキウイを使っているそうですが、旬のフルーツを使うため季節によって味が変わるそうです。
苺
グレープフルーツ
キウイ
幸せのお菓子「カリソン」、ぜひ食べてみたいですね。
「カリソン」
販売価格:3個詰合せ/583円(税込)
※ カリソン3種が各1個(計3個)がバリア袋に入っています。
6個詰合せ/1,490円(税込)
※ カリソン3種が各2個(計6個)が缶に入っています。
販売会社: 株式会社うずまき
所在地 : 〒181-0002 東京都三鷹市牟礼7-4-27 Luz三鷹101