今年の春、代官山と渋谷の間の“東急東横線跡地”にオープンした「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレーブルワリー東京)」。ビール好きなら、もうチェック済みですよね?

ここはキリンビールがつくるクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」が楽しめるブルワリー併設型のビアレストランです。

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ここでは、キリンがビールの未来を考えてつくり出した「6つの個性的なクラフトビール」を楽しむことができます。初めて訪れた人は、まずは「ビアフライト」で飲み比べてみるのがオススメ。

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左から順番に『496』『COPELAND』『Afterdark』『on the cloud』『Daydream』『JAZZBERRY』。この見た目だけでもウキウキしてきますね。

それぞれの特長や、どのフードと相性がいいのかなど、ビールにまつわるアレコレを教えてくれたのがビールアンバサダーの清水茉以さん。自らを「ビールの伝道師」と名乗り、ビールの“つくり手”と“飲み手”をつないでくれる存在。お仕事の合間に少しお話をうかがってみました。

ビールにワクワクする未来を

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ーキリンビールが「クラフトビール」のお店をつくった理由を教えてください。

ビールって、なぜか“つまらないもの”と思われているんですよね。国内のビール需要も下がっているし、若者のビール離れもよく耳にします。でも、ビールって本当はたくさんの種類があるし、ビールが苦手な人でも飲みやすいものもある。食事に合わせてビールを選ぶこともできるんです。

ビールの魅力をもっと知ってほしいし、もっとビールに興味を持ってほしい。そういう想いから、ブルワリー併設型の店舗でより身近にクラフトビールを楽しんでほしかったんです。

ー店のコンセプトは「永遠に完成することないブルワリー」だそうですが、これはどういう意味ですか?

大手は万人が喜ぶビールをつくるのが使命だと思います。でも、ここではクラフトビールを通して、お客さまが本当に飲みたいと思うビールをつくることができます。フィードバックを参考にビールを進化させることもできます。

お客さま、スタッフ、醸造家のみんなが一緒になって未来のビールをつくる…。そういう意味を込めて「永遠に完成することのない~」というコンセプトにしています。

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ーお客さんと直接コミュニケーションを取るそうですね。

はい。私の役目は「ビールの伝道師」として、お客さまとお店をつなぐことです。お客さまの意見を店づくりに活用するだけでなく、醸造家の考え方、クラフトビールに込めた想いをお客さまに届けることで、よりいっそうビールがおいしく感じると思っています。

食事とビールのマリアージュを楽しむ

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ーこの6種類の中で、清水さんがイチバン好きなものは…?

個人的には、『アフターダーク』が好きですね。黒ビールなのに、何杯も続けて飲みたくなるおいしさがあるんです。コーヒーのような香りもいいですよね。

ー僕はこの『デイドリーム』が気に入りました。

6種類の中で、唯一女性の醸造家によってつくられたのが『デイドリーム』なんです。造り手の妻鳥さんは、もともとホワイトビールが大好きな方で、女性が昼からでも飲める白ビールをつくりたかったそうなんです。

ゆずや山椒などの和素材を使っているため、和食にもよくマッチします。焼き鳥やうなぎなんかにもいいと思いますよ。

ーここではビールと食事の「ペアリング」をオススメしているとか?

はい。フードメニューにも、相性のいいビールがわかるようにマークを付けています。

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ーあ、ホントだ。これなら初めてでも分かりやすいですね。

例えば、ラズベリーの果汁をつかって醸造した『JAZZBERRY』は、爽やかな酸味があるので肉料理と相性がいいんです。私の好きな『アフターダーク』には、ニューヨークチーズケーキがあいますよ。ビールにあうのは、枝豆と出し巻き卵だけじゃないんです(笑)。

ーイチバン人気のビールってどれなんですか?

やっぱりフラッグシップの『496』は、性別や年齢を問わず人気です。バランスがよくて、何杯飲んでも飲み飽きることがない味が特長です。

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ー「496」って変わった名前ですね…。

数学に詳しい人はすぐに分かると思うんですが、「496」は完全数と呼ばれる数字なんです。

ーあ、えっと…完全数?

完全数とは、ある数の約数の和が、その数自身と同じになる珍しい数字のことです。6(=1+2+3)と28(=1+2+4+7+14)も完全数で、496は3番目に小さい完全数になります。

古代から神秘的な数字として扱われていた「完全数」のように、我々もビールのブラックボックスを解き明かすという意味を込めて「496」という名前にしたんです。

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ー壮大ですね! 名前にロマンがあります。

「496」はキリンのネットショップ「DRINX」でも購入できます。家でおいしく飲むコツは、あまり泡をつくらないのがポイント。496はとにかく香りがいいので、泡をつくらずに口の広いグラスで香りを楽しんでください。せっかくなんで、一杯いかがですか?

ーお言葉に甘えて…仕事中の一杯は格別ですからね(笑)。

テラスもあるので、のんびりしていってください(笑)。


クラフトビールって何が違うの?

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お店にいるときはいつもお客さんとコミニュケーションを取るという清水さん。何か聞きたいことがある人は、気軽に話しかけてみてくださいね。テラス席はワンちゃんもオッケーだそうです。

クラフトビールといえば、小さな醸造所でつくる個人的なビールというイメージがあるため、「大手がつくるクラフトビールとはどういうこと?」という声もよく耳にします。最後に清水さんに「クラフトビールとはなにか?」を聞いてみたところ…。

つくり手の顔が見え、つくり手の想いが詰まっているビールを、自分たちの手でお客様に届ける。それがクラフトビールなんじゃないかと思っています。

とのコメント。何はともあれ「おいしいビール」が飲めるなら呼び方はなんだって構いませんよね。

取材直後には、クラフトビール人気の火付け役になった「IPAビール」が登場したそうです。詳しくはお店のHPをチェックしてみてくださいね。

[SPRING VALLEY BREWERY TOKYO]

Photographed by Kenta Terunuma

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