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小さな頃の将来の夢を覚えていますか?

「サッカー選手」「ケーキ屋さん」「幼稚園の先生」など、身近にある職業ばかりでしたよね。子どもの時に、もっといろいろな職業の人に触れられたら、将来の夢も変わっていたかもしれません。

6月1日(日)リニューアルされた「代官山TC(ティーンズクリエイティブ)」のオープニングパーティーに足を運んできました。

ここは、渋谷区にある主にティーンのための公的な施設で、放課後にミーティングしたり、置いてある本を読んだり、ダンスの練習ができるスタジオがあります。

渋谷区に在住・在学の18歳以下の子どもたちが使用できるのですが、基本的に使用料は無料。さまざまなクリエイターと出会えるアートスクールも、材料費以外はお金がかかりません!

アートスクールは、一線で活躍するクリエイターが講師となっており、漫画家のしりあがり寿先生の「妄想デッサン教室」や働き方研究家、西村佳哲さんの「自分の仕事の作り方」など、大人の私も参加したい授業ばかりです。

代々木にある渋谷区こども・親子支援センターかぞくのアトリエも手がけるmother dictionaryが運営に携わったことで、ロゴも新たに、よりクリエイティブな施設へとリニューアルしました。

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代官山TCは、代官山駅のすぐ近くのビル内にあります。目の前にはオープンしたばかりのLOG ROAD DAIKANYAMAがあり、感度の高いエリアです。

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エレベーターで4階に上がると、入口には植物があしらわれた壁が登場。

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絵の具、ギターなどいろいろなオブジェが飾られています。

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見ているだけで楽しくなるようなオブジェがあります。ワクワクしますね! 一般的な図書館や公民館とはひと味違う空間となっています。

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4階はパソコンが使用できるエリアや、本や漫画が置かれており、自由に閲覧することが可能です。自然に関するものや食に関するもの、衣類の書籍など、幅広いセレクトの本が並びます。ちなみに、漫画も少しですが置かれていました。子どもにとっては、やっぱり漫画は外せませんよね。

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4階エリアには、レコード、CDが視聴できるエリアがあります。こちらはフリーペーパーdictionaryを主催し、DJとしても活躍する桑原茂一さんが所蔵するものです。ロックやパンク、ジャズにブルースの他、幅広いジャンルが揃えてありました。

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壁に飾られているレコードは定期的に入れ替わるそうで、そのシーズンのオススメレコードが飾られています。また、地下部分には防音になった音楽室のような部屋があり、バンドの練習のためのスタジオやダンスに使用することができます。この音楽室は、ステージのような照明など、本格的な機材も使用できるようになっています。

この施設を管理している、mother dictionaryの桑原紀佐子さんにお話を聞く事ができました。

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代官山TC(ティーンズクリエイティブ)をリニューアルしたきっかけ

この施設は、2年前にスタートした代々木の「かぞくのアトリエ」を皆さんに喜んでもらえる場所にリニューアルし育てることが出来たために、もともとあった「代官山TC」を今の時代に寄り添うようにクリエイティブに活性化してほしいとご相談を受け、リニューアルオープンさせていただくことになりました。

多感な年頃の子どもたちに、様々なジャンルのクリエイターとの交流を通して多様な価値観と生き方を知って、いろんな可能性を広げるきっかけづくりを行いたいと思っています。

子育てをする母親としての経験を生かし、「mother dictionary」をはじめるように

専業主婦のあとに仕事をはじめるようになったのですが、わたしの周りには、今までのいわゆる理想的な子育てとは違う、クリエイティブで軽やかな母親が多かったんです。

最初は、2001年にフリーペーパーdictionaryのなかで、「mother dictionary」という企画をつくり、周りにいるクリエイティブで魅力的な母親を取り上げました。それが思いのほか好評だったため、企画で終えずにいろんな形で継続をしていきました。誌面やモノづくり、親子で楽しめるイベントを開催したり、企業とコラボレーションしたり。

私自身、早くに母になり3人の子どもを育てる中で、大きな喜びとともにたくさんの悩みもかかえながら子育てをしていました。「mother dictionary」の活動は、その試行錯誤の経験を生かして少しでもお役に立てることがあれば、という思いでいます。

3人目の子育てになってやっと、とってもリラックスして楽しめるようになりました(笑)。子育てって、お母さんがリラックスして笑顔でいることが一番の教育じゃないかと思っています。

子どもたちが自由な発想で夢を持てるようになれば

この場所に来たこどもたちに、まずは居心地の良さを感じてもらえる居場所づくりをしたいと考えています。

クリエイティブな要素は大人の押しつけではなく、自ら興味を持ってわくわくしてもらえる様にいろんなアイデアや工夫を凝らして、わたしたちも楽しみながら交流して、場所を育てていきたいと思っています。クリエイティブなことは素敵なことですが、大人がクリエイティブなことを子どもに押し付けるのもよくないなと。

この施設には子どもが好奇心を持ってくれるようなものがたくさんあるので、強制的にではなく、自然にわくわくしてもらえたらなと思っています。

大人になるにつれ、世の中は複雑で、みんなが知らないような職業がたくさんあるという現実を知るようになります。選択肢が増え、起業したり、フリーランスで活動する人も多い現代だからこそ、どうしていいのかわからないという人もたくさんいます。

身近に「素敵に人生を楽しんでいる大人」というロールモデルがあることは、社会の荒波を渡っていくうえで、大きなヒントになるはずです。そういったロールモデルに実際に出会える貴重な場所となる代官山TC。

このような施設があることで、子どものうちからいろいろな社会に触れることができる世の中になって、もっと自由な発想で未来を描いていけるようになるといいなと強く思いました。

代官山TC

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