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コンピューターミシンを使った刺繍で作品制作を行うアーティスト、宮田彩加さんの作品の展示がH.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIにて開催中です。

宮田さんの作品は、コンピューター刺繍で構成されていますが、自ら開発した“バグ”を取り入れることによって、元の図が崩れて刺繍糸の物質感が際立ち、糸が生命を持ったかのような独特のダイナミックさが生み出されています。

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今回展示されているのは、刺繍によるインスタレーション作品です。芥子のボタニカルアートを元にしているようです。拡大された種子や雄しべなど芥子を構成するパーツが重なり合って配置されているため、芥子の花が種子から芽生え、花開き、やがて朽ちていくその一連の過程のようにも見えます。

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拡大された芥子の各部分と全体がほぐれた糸によって繋がっています。同時に、いくつもの時間や空間で切り取られた複数の視点で芥子の花を観ているような気分になります。

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巨大に拡大された図版の線は少し離れてみるとペンのにじみやインクがわかります。近づいてみるとそれらが全て糸に置き変わっていることの不思議さが、遺伝子が形になっていく生物の発生過程のメタファーのようにも感じられます。

迫力のある刺繍作品をぜひ見に行ってみましょう。

[花を形成するプロット]
会期:2015年5月8日(金)-6月18日(木)
会場:GALLERY H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1F
時間:平日 11:00~21:00 土日 11:00~20:00
アーティスト:宮田彩加

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