みなさん、インド、特にムンバイ、と聞いてどんなことをイメージしますか?
スラム街や路上を自由に歩く牛? ぼったくりの土産物屋やタクシー運転手? それとも、世界遺産に登録されている駅舎やタージマハルホテルでしょうか?
インドで暮らしていると、以前から思い描いていたイメージ通りのことも、そうでないこともたくさんあります。
ムンバイは、わたしが思っていたより都会的な街でした。
なかでも意外だったのは、おしゃれなカフェがたくさんあること。これから、ムンバイの個性豊かなカフェカルチャーをお伝えしていきたいと思います。
まずご紹介したいのは、ムンバイのファション&カルチャーの発信地Kala Ghoda(カラ・ゴーダ)地区にある「Kala Ghoda Café」です。
テーブルが7つほどの小さなお店ながら、店内はいつも近所のアートやファッション業界とおぼしきお客さんでいっぱい。
おすすめはコーヒー。チャイに代表されるように、インドではコーヒーよりも紅茶文化が主流と言われていますが、こちらではエコフレンドリー&サスティナブルな農法で栽培している農園と契約し、オリジナルブレンドのコーヒーを提供しています。
コーヒー豆も購入できます。栽培方法がナチュラルなだけでなく、利益を地域の環境保全にも生かしているそうです。
フードメニューはワッフルやパンケーキ、サンドイッチなどのシンプルなものがメインですが、こちらもオーガニックの全粒粉を使用しています。
自家製のパンも購入できます。
このカフェがあるKala Ghoda地区周辺にはギャラリーや美術館が点在しており、おしゃれで文化的な雰囲気が漂っています。こちらのカフェもギャラリーを兼ねていて、今回訪ねた時も写真の展示をしていました。
観光やショッピングの合間にちょっとひと息つきながら、ムンバイの今のカルチャーシーンを感じるのにおすすめのカフェです。
(シーフードで有名なレストラン、Trishnaのななめ前です。)