繊細で華やかで美しいデザインのレースを見ると、不思議とときめいてしまうもの。
そんな風に女性を夢中にさせる魅力が詰まったレースを使って、オリジナルのアクセサリーを作るワークショップがあるのをご存知ですか?
自由に創作する楽しさやアイディアを伝えることを目的に活動を行っているartist inによる「レースCAFE」は、レースの魅力をより身近に感じられるようにと考えられたワークショップ。
主宰の矢崎順子さんは、「機械レースとかぎ針で作るかわいいアクセサリー」(河出書房新社)など多くの書籍を出版されています。
機械レースを自由に組み合わせて自分好みのアクセサリーを作ることができるワークショップに、私も早速参加してきました。
会場は東京都調布市の「手紙舎2nd STORY」。京王線柴崎駅から徒歩1分にある、センスの良い雑貨を扱う人気のカフェです。
この日は15名近い女性が参加。素敵なレースがたくさん並べられたテーブルを囲んで、アクセサリー作りがスタートしました。
初めての方はピアスまたはイヤリングを、2回目の方はブローチ、3回目以上の方はブレスレットを作ることができるのですが、初参加の私はピアスを作ることにしました。
まず、講師の矢崎さんから「テーブルに置いてあるレースのパーツの中から、好きなものを選んでデザインを考えてみてください。色も白とグレーがあるので、手鏡をお持ちの方はお顔に合うものを決めてくださいね」とお話が。
これがレースのパーツ。
かわいいお花や、シンプルな丸い形、四角と丸を組み合わせたものなど、色々なデザインがあってこの時点でワクワク!
この中から顔に合う色と好みのデザインを考えていくのですが、どれもステキであれこれ迷ってしまいます。
そして、手鏡を見ながら決めたのがこちら。風に揺れるような縦長のデザインにしました。このピアスが耳元で揺れているのを想像するだけで楽しくなっちゃいます。
デザインを決めたら、パーツから飛び出ている必要のない部分をハサミでカットしてキレイに整え、ひとつずつ細い針と糸で縫い繋いでいきます。ちくちくと、なるべく細かく縫うのがポイントです。
針仕事に慣れている方だと左右両方で30分くらい、慣れていない方だと1時間はかかるようです。針仕事に慣れていない私は、左右縫い終わるのに50分くらいかかりましたが、集中していたのであっという間でした。
パーツを全て縫い繋いだのがこちら。
最初のイメージより少し斜めになってしまいましたが、これはこれで動きがあって気に入っています。
そして最後に、ピアスの金具を直接レースに通して完成です!
自宅でも作れるようにと、お土産にお花と丸い形の2種類のレースを頂きました。矢崎さん、ありがとうございます。
先生が作ったピアスもとっても素敵! どれも欲しくなっちゃいます。
「レースCAFE」は、「手紙舎2nd STORY」で毎月定期的に開催されています。手紙舎のおいしいドリンクとお菓子も楽しめるので、ご興味ある方は参加してみては?
今後の開催予定は、刺繍カフェFacebookでご確認下さい。
[「レースCAFE」at手紙舎2nd STORY]
会場:手紙舎2nd STORY 東京都調布市菊野台1-17-5
参加費:3,780円(材料費・消費税込み、お菓子・ドリンク付き)
定員:15名
持ち物:小さな手鏡
[artist in プロフィール]
糸や針など身近な素材を使って、作る楽しさやアイディアを伝える活動を行う。2005年からカフェで刺繍を体験する「刺繍CAFE」を始め、その後は編物やレースなど、様々なワークショップや書籍の企画に携わる。現在は、2014年にスタートした「レースCAFE」と、「刺繍CAFE」のワークショップを定期的に開催している。
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Top Image by 手紙社
Photographed by Eico Okamoto