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北欧最大の人口を擁する、スウェーデンの首都・ストックホルム(Stockholm)。

ストックホルム諸島からなる街の中心部は、深く青い水が静かにたたずみ、水面に反射した太陽の光がキラキラと輝きます。

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運河でつながった島々は、それぞれ異なる表情をみせます。

スターズホルメン島は、スウェーデン語で「古い街」を意味するガムラスタン(Gamla stan)と呼ばれるエキゾチックな街。石畳の細い道は、まるで迷路のようです。

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ユールゴーデン島の高台にあるスカンセン(Skansen)は、1891年に創設された世界初の野外博物館。

森林に恵まれたスウェーデンらしい木造の家屋や納屋から、豊かな自然とともに生きるこの国の人々の暮らしが、垣間見えます。

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そして、現代の人々の暮らしを、より楽しく豊かにしているもののひとつが、家具やインテリア

スウェーデン発祥の家具販売店「IKEA(イケア)」は、1965年から、スウェーデン郊外のクンエンス・クルヴァ(Kungens Kurva)に大型店舗を構え、老若男女問わず、心地よい生活を求める多くの人々から、愛されてきました。

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ストックホルムは、公園や緑地が多いのも特徴です。

王立公園(Kungsträdgården)では、日本から贈られた桜の並木道が広がり、咲き誇る桜とともに、春の訪れを祝います。

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街をさりげなく彩る“名脇役”を探すのも、ストックホルムならではの楽しみ。

スウェーデンの国旗にも使われているブルーとイエローの郵便ポストは、色の淡さが絶妙です。

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地下鉄やバスなどの公共交通機関が十分に整備されているストックホルムですが、自転車もメジャーな移動手段。澄んだ空気と美しい夕焼けをからだで感じながら、一日を締めくくることができるなんて、ステキですね。

ストックホルムで、青い水や輝く光とともにある心地のよい日常に、ちょっと触れてみませんか。



プリント

ルーミーでは、ストックホルム、イケアの故郷であるエルムフルト、マルメなど、スウェーデンの街について紹介していくのでお楽しみに。

Sweden Trip Diary

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Photographed by Yukiko Matsuoka
Illustrated by Mai Kurosaka

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