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「Petals of Fire (炎の花弁)」 1989 年 144×128 cm アクリル絵具、オイルスティック、鉛筆、色鉛筆、紙 © Cy Twombly Foundation / Courtesy Cy Twombly Foundation

自由奔放にキャンバスの上を踊る描画と、何やら意味深な文字や記号の羅列…。

5月23日(土)より原美術館にて、「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」が開催されます。

サイ トゥオンブリー氏は、アメリカ・ヴァージニア州出身の画家・彫刻家で、ジャクソン・ポロック以降の抽象表現主義の第二世代として、20世紀を代表するアーティストの1人です。

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「Proteus (プロテウス)」 1984 年 76×56.5 cm アクリル絵具、色鉛筆、鉛筆、紙 © Cy Twombly Foundation / Courtesy Cy Twombly Foundation

日本ではいくつかの美術館がトゥオンブリー作品を収蔵しており、美術館のグループ展には何度か取り上げられてきました。

しかし、残念ながら美術館規模の大きな個展は日本でまだ行われたことがありません。

今回の展覧会は、1953年から2002年までの50年間に制作した紙の作品約70点を見ることができる大変貴重な機会となっています。

彼の作品は、即興的に描かれる線や絵具の飛沫に、文字・数字・記号がランダムに組み合わさって構築されています。神話や文学に由来する文字なども多く、それは、無秩序なようでありながら「描画された詩」といわれるイメージの空間となっているのです。

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「Untitled(無題)」 1961/63 年 50×71cm 鉛筆、色鉛筆、ボールペン、紙 © Cy Twombly Foundation / Courtesy Cy Twombly Foundation

トゥオンブリー氏は、1980年代に入って国際的に高い認知度を得るようになり、高松宮殿下記念世界文化賞(1996年)、ヴェニス ビエンナーレ金獅子賞(2001年)、レジオンドヌール シュヴァリエ勲章(2010年)と数々の賞に輝き、世界的な美術家として揺るぎない名声を獲得します。

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「Untitled(無題)」 1953年 48×64 cm モノタイプ、紙 © Cy Twombly Foundation / Courtesy Cy Twombly Foundation

後期にあたる1980年代後半から最晩年にいたる作品は、華やかさと激しさを増した色彩感覚になっていきます。今回はトゥオンブリー氏の50年間の軌跡を辿る展示なので、その変化を感じることができますね。

実物を見ることができる滅多にないチャンス、興味がある方はぜひ今からスケジュールに入れておいてくださいね!

[サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡]
会期:2015年5月23日(土)~8月30日(日)
会場:原美術館
住所:品川区北品川4−7−25
時間:11:00~17:00(祝日を除く水曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(7月20日は開館)、7月21日
料金:一般1,100円 大高生700円 小中生500円
※原美術館メンバーは無料、学期中の土曜は小中高生の入館無料

【関連イベント】
「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」開催記念キュレータートーク
出演:ジュリー シルヴェスター(サイ トゥオンブリー財団)聞き手:安田篤生(原美術館)※日本語英語逐次通訳付き
日時:5月23日(土) 14:00~16:00
会場:原美術館ザ・ホール
料金:一般 1,000 円(別途要入館料)、原美術館メンバー無料(同伴者要参加費)
※事前予約制、詳細はホームページをチェック

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