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○こどもの頃は100円で盛り上がることができた

誰でもこどもの頃、駄菓子屋で買い食いした記憶があるのではないでしょうか。すでに40歳を超えている世代は当然でしょうし、若い世代も「いわゆる駄菓子屋」「やたら菓子に強い小規模スーパー」「駄菓子の品揃えが強いコンビニ」のような行きつけの店をひとつくらいは持っていたはずです。

おこづかいもあまりない頃ですから、毎日数十円レベルで何か甘いものを買えることは嬉しいことでした。たくさんの選択肢の中から「今日の数十円の使い道」を真剣に考えるのも楽しい毎日だったと思います。家に帰ってオヤツがあったとしても、自分で選んで友達とわいわいしながら食べる駄菓子は格別であったはずです。

今回紹介するコミックは、本格的駄菓子マンガ(でも作りはちゃんとした少年マンガ)という一作です。タイトルもずばり「だがしかし」です。――だがしかし?



○駄菓子に対する愛は本物か試される

1話完結のコメディに、基本ストーリーを説明するのもヤボというものですが、駄菓子屋の跡取り息子の主人公(高校生。駄菓子屋を継ぐ気はない)と、有名お菓子メーカーの跡取り娘(美少女で駄菓子愛120%)とが掛け合いする「駄菓子コメディ」というのが本作です。

毎話、必ず駄菓子が登場するのが「だがしかし」の面白さのひとつで、「うまい棒」「ねるねるねるね」や「アメリカンコーラ(粉をとかすやつね)」「フエラムネ」など、いろんな駄菓子が次々登場します。名前だけでは思い出せなくても、マンガを見れば「あああれ!」というような駄菓子も続々登場して毎話楽しませます。

そして、駄菓子の特徴が、それぞれ話のネタとして組み入れていることに感心します(コメディにつき、いちいち説明することはしませんが、よくもまあネタが思いつくものだなあと思います)。

作者の駄菓子愛と、登場人物の駄菓子愛が渾然一体となって、読んでいるうちにこちらも「久しぶりに食べたいなあ、あれ」という気分になってきます。

マンガを読んでいるうちに「うまい棒なら近くのコンビニにも確かあったなあ」とか考え始める自分に気がつきます。



○友人と駄菓子トークをしてみよう

駄菓子って、自分の経験やこだわりの記憶とひもついているのがまた魅力のひとつなので、誰でも「語れる駄菓子」があると思います。

こどもの頃からの友人と「駄菓子あるある」トークをしてみるのもいいし、高校や大学以降の友人と「駄菓子あるある(いやないない)」トークを楽しむのも、かなり盛り上がれるネタだと思います。

ちなみに私の思い出駄菓子は「オリオン ミニコーラ」。コーラの缶を模した小さなケースにコーラ味の小さなラムネが詰まっているアレです。名前でぴんとこない人も、下記に貼ったAmazonの商品リンクのサムネイルを見れば「あれかー!」と思ってくれるはずです。

あの小さな粒をちまちま食べたり、がーっと食べたりするのがいいんですよね。コーラ味もちゃんとするし。あと安いし。

駄菓子トーク、異性と交わすネタにもいいかも。ただしあまり盛り上がって、相手を置いてけぼりにしないよう注意が必要です。

……それにしても、「だがしかし」というタイトル、うまいですね! いいタイトルだと思います。オススメです。

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