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○「時をかける少女」に限らず女子高生とSFは相性がいい

筒井康隆の小説をベースに、原田知世主演の映画版、アニメ映画版と何度もリメイクされ、いずれも私たちの心をとらえて放さない名作が「時をかける少女」です。

普通の女の子がタイムリープしてしまうという設定もさることながら、未来人との甘酸っぱい恋愛模様がなんともいえず魅力的です。

最近のマンガでも、「COPPELION」は死の町と化した東京を今どきの女子高生の格好をした女の子たち(といっても特殊部隊だけど)が闊歩しバトルしました。

おもしろいことに、女子高生とSFというのは相性がいいようです。今回紹介するコミックも、イマドキ女子高生とSFが上手にミックスされた作品です。

タイトルは「週刊少年ガール」。タイトルからして、「おお!」という感じです。



○一話完結のSF読み切り短編に巻き込まれるイマドキ女子高生

週刊少年ガールは、一話完結タイプのオムニバスタイプのマンガです。一話ごとにユニークなSF的展開が繰り広げられ、私たちを飽きさせません。

また、毎回違ったSF展開に女子高生が巻き込まれていくのが楽しく、かわいいところに面白みがあります。

例えば、なぜかばらばらになってしまった男の子をつなぎ直そうと奮闘する手芸センスのない女の子(男の子に気がある)のお話など、笑ってしまいますが、ちゃんとSF的展開を上手にまとめてオチがつきます。

SF展開に巻き込まれる女子高生がちゃんと今どきのファッションしているのがよく話に合っていて、かついろんな髪型、いろんな性格の女の子が主人公として登場するのもオムニバスの面白さになっています。



○SFだけど、やっぱり「恋」が大事!

女子高生のSFといっても、ほとんどが恋愛模様に紐付いているのも「週刊少年ガール」の読後感を気持ちよくしている理由のひとつです。

困ったとき、天秤にかけると何でも判断できる不思議な能力を持つ女の子がいて、友だちづきあいや買い物に悩んだとき大助かりだった女の子のエピソードがあるのですが、最後は本当は好きだった男の子(でも今まで気がついていなかった)に世界全体ごと傾いていく、という素敵なオチになりました。

ほとんどのエピソードが「恋」の一歩前進に結びついているので、SFといってもすっきり楽しく読めます。

正直、これ以上ネタバレはしたくないので、興味が少しでもあったら、ぜひ読んでみて欲しい、と思わせるコミックです。一番気に入っているエピソードを紹介するか悩みまくったのですが、それは実際にコミックを手に取ってくれた人の楽しみにしておきたいと思います。

現在2巻まで出ており、夏頃3巻発売予定ですから、今のうちにキャッチアップしておくといいと思います。

オススメですよ。

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