「アナログレコードの人気が復活している」というニュースをテレビや新聞で見かけたことはありませんか?
それも、昔の音楽を中古レコードで聴くのが流行りというわけではなく、新しい音楽をレコードで購入する人が増えているんです。
この、roomieと音楽メディア『AMP』の共同連載「#レコード女子」では、レコード好きの女子を取材し、その実態をお届けします!
第2回目に登場してくれるのは、チロちゃんこと吉河千尋さん。東京生まれ東京育ち、写真家/アーティストとして、日本のみならず海外でも個展を開く彼女に、レコードとの出会い、そしてレコードの魅力を聞いて来ました。すると「レコード=女子力」という意外な回答が…!?
■レコード=女子力、ですか?
そう、レコードについて「あのジャケットがステキ」「何曲目が良いよねー」「バンドのメンバーのコが格好良い!」っていう話は、恋バナと同じだと思うんです。「彼のこういうところが……」的なことと何も変わらない(笑) ということで、最初に買うレコードはジャケットに一目惚れで良い!
■レコードに恋をするという感じなんですね。
ジャケットに一目惚れしたら、次は「どんな性格なのかチェック!」という感覚で聴いてみればいい(笑)もし好みだったら「もうちょっと一緒に遊んでみよう」と次のシングルも買ってみる、みたいな勢いです。場合によっては「その男の子のグループにもっとカッコイイ人はいないかな」と、そのバンドの周辺のミュージシャンを探して浮気してみたり(笑)
■はじめてレコードを買ったのは、原宿のレコードショップ「BIG LOVE(当時エスカレーターレコーズ)」だそうですね。
雑誌『WARP Magazine Japan』で働き始めた時、初めて受け持ったコーナーがESCALATOR RECORDSとのランキング連載だったんです。そこからお店に足を運んだのがきっかけですね。
■BIG LOVEの魅力について教えてください。
東京のホームです。BIG LOVEがないと普段の生活が送れない! それくらいいつも遊びに行っています。
■好きなファッションブランドを教えてください。
あえて挙げるならドクター・マーチン。でも3ヶ月前、長年の足の相棒からイギリスのGripfastというブランドも履くようになりました。
■レコードを買っていてよかったと思うことはありますか?
女子力増加。でもチロが思う”女子力”は海外的女子力=Grrrls Powerと、日本的女子力=可愛いをミックスさせた感じ。だって、聴いているレコードでバックのカルチャーも反映されるから、ファッションだって変わっていくし、髪型、ネイルもね。男の子に恋をすると趣味やファッションが変わるように、レコードに恋をすると自分が変わっていくみたいな感じ。
デートの思い出を覚えているように、レコードを買った季節や月日のことも覚えていて「ああ、もうこのレコード1年も付き合っているんだ」と感慨に浸ったり(笑)
レコードは堅苦しいものじゃなく、ある意味自分を着飾るひとつのアイテムなのかも知れないです。
→彼女のさらなるインタビューや最新のお気に入りレコードはAMPで!
(企画協力:平田春果、Big Love Records)
#レコード女子 vol.02 吉河千尋さん[AMP]
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