静かな森の中で、自分だけの空間で、雄大な景色を眺めながら過ごせたら。
誰もが抱きそうな夢をつつましく実現しているのは、オーストラリアの建築家Maxwell Robert Pritchardさん。
ただし、慎ましいのではく、「筒」ましい、ね。
Maxさん、普段の建築設計では鉄筋コンクリートやガラスを駆使したモダンな建物を生み出しています。
なんと今回は、自分のワークスペースとして、木材を中心的な素材として森で巨木の中にいるかのような筒型デザインの木造ポッドを作ってしまったんです。
見晴らしの良さもさることながら、なんといってもこの不思議な形。
長い板を組み合わせたラウンド状の壁と放射線状に広がるつなぎ目が、丸い部屋ながらとても独創的な空間を作り出しています。
つまり、どんな材料でもどんなデザインでも出来ちゃうってことなんですね。
それにしても、こんな環境を独り占めできちゃうなんて羨ましい…。