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熊本に春の訪れを告げてくれる本妙寺の桜灯籠をご存知でしょうか?

本妙寺とは熊本市西区にある加藤清正公の菩提寺で、日蓮宗旧六条門流の九州総本山です。

毎年3月の最終土曜日の1日だけ、境内の寺院や灯籠がロウソクで灯されます。そんな幽玄の世界をご案内しましょう。

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まず出迎えてくれるのは仁王門という本妙寺の総門です。開始時刻は17時半~だったのですが、まだ空が明るいためちょっと散策です。

仁王門の階段を上ると、八分咲きほどの桜と灯籠が待っていました。

人が多くて先が見えませんがとっても長い参道で、両脇には多くの寺院が建ち並んでいます。

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この桜灯籠は当初、地域の交流や地域再発見を目的にスタートしたもので今年で14回目を迎えました。

回を重ねるにつれ熊本市内や熊本県内だけでなく九州圏内、そして西日本からたくさんの人が訪れるようになり、熊本の春の風物詩として賑わいをみせています。

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桜の花びらが散って行く姿が光に照らされて、さらに美しく凛としています。

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私があがってきた階段は胸突雁木(むなつきがんぎ)と呼ばれ、 加藤清正公の墓所である浄池廟へと続きます。 

雁木とは、石段のことです。

胸を突くような急勾配で176段もあるので、 胸突雁木と呼ばれているとか。

階段の中央にある石灯籠に火が灯され、階段の下まで明るく照らします。

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ところどころ竹で作られたオブジェが。

地域住民と大学などが協力して、竹と紙でつくっているそう。

細部まで作り込められた作品を見ていると胸が熱くなります。

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また、熊本市内の学校や地域の方々による展示やコンサートも各寺院の内外で行われています。

写真は市立必由館高校書道部による書道吟。

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また龍淵院という寺院では、なんと雅楽が!

桜を見ながら雅楽の音色に耳を傾けて、書を眺めるなんて贅沢なひとときです。

他にも合唱や民謡三味線、和太鼓演奏などジャンルも豊富で各寺院から異なる音楽が流れていました。

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参道に並ぶ数千の和紙灯籠は全て住民の手づくり。

お子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、たくさんの方が作った切り絵、墨絵、影絵、習字の作品が蝋燭の明かりに照らされ、参道と石段を照らします。

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年によっては桜が満開にならないこともあります。

でも桜の蕾や葉桜でも和紙灯籠と人々のあたたかみによって明るく、そしてやさしく彩られます。

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本妙寺桜灯籠 Official Website

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