今や日本各地でもよく見かけるカフェとなったスターバックス。

本社のあるシアトルでは、市内限定のテスト店舗や他では見かけることのないメニューなどさまざまな試みが行なわれています。

今回紹介するのは2014年の秋にオープンした「Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room」。

珍しいコーヒー豆を少量ずつ店内で焙煎して提供するスタイルは、スタバなりのサードウェーブコーヒーへの回答と言えるのかもしれません。2015年初めの時点で、同じスタイルのスタバは世界でここだけとなっています。

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Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room はシアトルの若者が集まるキャピトル・ヒル地区にあり、観光名所としても有名なパイク・プレース・マーケットの第1号店から徒歩で20分ほどの距離に位置しています。

Stumptown Coffee Roasters をはじめとした独立系カフェの集中する地区でもありますが、Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room はオープン当初からかなりの盛況で、週末になると店舗の外に長い列が出来るほど。

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1920年代に建てられた自動車ディーラーの建物を改装してオープンした店舗。内装には木材がふんだんに使われており、店舗中に張り巡らせられたコーヒー豆を運ぶための銅製のパイプが面白いアクセントになっています。

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メニューはその日のコーヒー豆の在庫によって細かく変わるようですが、4種類の豆から好きなものを選んでドリンクをオーダーする方式になっていました。抽出方法も定番のエスプレッソマシンをはじめ、ペーパードリップ、ケメックス、サイフォンなど、好みで選ぶことが出来ます。

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店内には複数の焙煎機が置いてありますが、自分が訪れた際にはどれもひっきりなしに稼働しており、ちょっとした工場にでも迷い込んだような感じすらしました。焙煎機のそばではコーヒーに関する簡単なレクチャーも受けられるようです。

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この日オーダーしたのは、Pantheon Blend のアメリカーノ。12oz(トールサイズ)で$4.50と、通常のスタバのアメリカーノと比べて約2倍の値段ですが、味は市内のサードウェーブカフェのコーヒーに負けないクオリティだと感じました。コーヒー豆は量り売りもされており、気に入ったドリンクがあればそれに使われている豆を持ち帰ることも出来ます。

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入り口すぐ脇にあるグッズのコーナーでは、この店舗限定のマグをはじめ、通常のスタバでは見かけることのないコーヒーの抽出器具なども販売されています。さらには店内に市内の有名ピザレストラン Serious Pie も併設されており、スタバがいかにこの店舗に力を入れているかがわかります。

この実験的試みの成功を受けて、将来的には Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room を海外展開する構想もあるそうで、未来のスタバはこんな雰囲気の場所になるのかもしれませんね。

[Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room]

Photographed by Sho Ito

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