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212キッチンストアでは、接客が好き、お料理が好き、キッチングッズが好きというスタッフが働いています。

働く理由は一人一人違いますが、ひとつ共通しているのは、接客や料理を通じて生まれる「笑顔」が好きということ。そんなスタッフが思い入れのあるレシピを、エピソードと一緒に紹介します。

第十回目は、212キッチンストア・甲子園店 元井 円 よりお送りします。

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一番食べたいのは? 「ひじきー!

我が家ではお祝い事がある度に必ず「何が食べたい?」と聞き、この時はリクエストに応えるようにしています。

すると次々、「唐揚げ!ピザ!」「あとは…ひじき!!

思ってもいなかった答えに「えっ、ひじき?」と聞き返すと、「うん。小さい時によく作ってくれたひじきが食べたい!」と言われました。

そう言われてみれば最近はさっと出来て、大盛りになるものばかり作っていました。

「よーし!作ろう!!」と言いながらキッチンへ行くと、「作り方教えて!!」「私も作れるようになっていつか子供に食べさせたいから」と一番上の娘がキッチンに来ました。

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小さい頃は「この真っ黒な食べ物なぁに?」と、不思議そうな顔をしてなかなか食べようとしなかった娘に、作り方を教えてあげる日が来るとは思ってもみませんでした。

私がこのひじきの煮物を覚えたのもちょうど娘と同じ歳の頃。母が作るひじきの煮物が大好きで、母が作る横で教えてもらいました。

母は毎日朝から晩まで仕事で忙しくしていましたが、ご飯は手を抜かず全て手作り。だから私はスーパーのお惣菜を食べたことがありませんでした。

そんな母に教えてもらった作り方は、丁寧に人参と油揚げを同じ大きさぐらいに切り揃え、大豆を入れて甘辛く。

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お鍋でコトコトしながら

「お料理は食べる人のことを想って食べやすく作るのが大事」
「人参はビタミンが豊富で、ひじきは鉄分がいっぱいだから体にいいんだよ」

と教えてくれました。私もそのまま娘に教えてあげました。

すると、「ばあばってすごいな。作り方だけやないんやな」と言われ、改めて母から大切なことを教えてもらっていたんだなと思いました。

初めて娘と作ったひじきの煮物はお皿いっぱいになり、食卓に並んだ唐揚げやピザよりも、ひじきの煮物に手が伸びおいしそうに食べる姿がそこにありました。

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どんなに忙しくても母のように手を抜かず、子供達と囲むこの時間を大切にしたいと思いました。

これからもひじきの煮物をいっぱい作るぞ!

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「すごい母のひじきの煮物」

【材料】(5人前)
・乾物ひじき 1ふくろ
・人参 1本
・油揚げ 2枚
・大豆 1袋
・油 少量
・出汁 300cc

◎調味料
・砂糖 大さじ2
・酒 少量
・醤油 大さじ2~3



【作り方】
1.乾燥ひじきを水で戻す。

2.人参と油揚げは湯きりしたものを千切りにする。

3.鍋に少量の油を入れ人参を炒め、しんなりしてきたら戻したひじきを加えさっと炒める。

4.出汁を入れ、煮立ったら油揚げ、大豆、◎の調味料を入れる。

5.汁気がなくなるぐらいまで煮たらできあがり。

これまでの想い出レシピはこちらから。
212 KITCHEN STORE

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