映画、読書、演奏会…。何をして過ごすか悩んでしまいそう。

熊本県熊本市中央区、繁華街のど真ん中に位置する熊本市現代美術館。ショッピングの合間に、ちょっと立ち寄るにも便利な街中の美術館です。

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熊本市現代美術館に入ってすぐメインフロアにあるホームギャラリーは、美術書だけでなく、衣食住に関する書籍から漫画まで取り揃えた図書室。

どの本を読もうか悩んでしまうくらい、多くの本が並べられています。

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このホームギャラリーでは読書ができるだけでなく、2002年の開館以来13年のあいだピアノ演奏も行われています。

演奏者はボランティアで、一日ひとり19時から30分のあいだ様々な曲を演奏。

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閉館の20時にむけて、演出のひとつとして灯りをおとし、ピアノ演奏が始まります。

スタートした2002年から現在まで継続して演奏している方が4名。現在は男性7名、女性47名の54名が担当。その時の展覧会や四季に合わせた曲、読書をしている方々のBGMとなるような穏やかな曲を演奏しています。

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「”ホームギャラリー=街中のホーム”という想いが、この場所に込められています。美術館の固定観念に縛られないで、家でくつろぐように空間をたのしんでほしい。仕事帰りに本を読みに、待ち合わせに、自分のライフスタイルに合わせて使って頂きたい。」

…と話すのは主任学芸員の藏座江美さん。

演奏会のほか、人形劇や展覧会の内容に沿った映画上映会があることも。同フロアには展覧会の行われているギャラリーはもちろん、子育ての相談や交流ができる子育てひろばやカフェ、ミュージアムショップなどもあります。

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また、館内のさまざまな場所に、国際的に活躍する4人のアーティストのアートワークが。

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ホームギャラリーにはマリーナ・アブラモヴィッチの作品「Library for Human Use」。こちらは、子供のころ食器棚の中に隠れて懐中電灯で本を読んだ感覚を再現しようとしたもの。

実際にこの本棚に寝転がって読書することもできますが、居心地の良い空間にウトウトしてしまいそうですね。

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ホームギャラリーの天蓋には、ジェイムズ・タレルの作品「Milk Run Sky」。神秘的な空間を作り出しています。

タレルが飛行機を操縦していた時に、出会った光景にインスピレーションを得て作られたそう。下から見上げてみると、大空を見上げているような感覚に陥ります。

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昼間はブルーの光で満たされ、ピアノ演奏が終わる19時30分から15分間は、移り変わる色を楽しむことができます。

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高校生から50代まで幅広い年齢層の演奏者が、一人ひとり毎晩行う30分のピアノコンサート。

音楽、読書、映像、カフェ…。

あなたも光の天蓋の下で、ピアノに耳を傾けながら静かに1日を終えてみませんか。



熊本市現代美術館
住所:〒860-0845 熊本市中央区上通町2番3号
TEL:096-278-7500 / FAX:096-359-7892
開館時間:午前10時から午後8時 (展覧会入場は午後7時30分まで)
休館日:火曜日(火曜祝日は開館し、翌日休館)、年末年始(12月29日から1月3日)
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