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形あるものいつかは壊れる」。当たり前のことですが、いつまでも一緒にいたいお気に入りのものってありますよね。

この車もそうでした。1957年製のランドローバーです。

この持ち主は大学時代の友人同士4人。ランドローバーを中古で手に入れました。その日から、彼らはこの車といつでも一緒です。

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4人で遊びに行くときにはいつも活躍してくれました。

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結婚しても、子供が生まれてもこの車とともに過ごしてきました。

でも車もいつかはダメになります。特にもともと古かったこの車。1957年に作られて現在まで乗り続けられていたことは、奇跡とも言えるでしょう。

修理等を繰り返し何とか乗り続けてはいましたが、いろいろ考えた結果ついに売ることに。

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そして感傷に浸りながらも、買い取られていく車を見送ったのでした。

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でも、実はその車を買い取ったのはなんとランドローバー社。ネットに出ていたこの売り広告に目をつけたのです。

そして同社は、こんなに愛されたランドローバーを助けるため、ある作戦に打って出ました。

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まず、買い取られた車はランドローバーの工場で当時の仕様のまま完璧にリペア、オーバーホールされました。中の機械もしっかりと修理され、車体も再びピカピカに。

貼られていたシールさえ当時のものを再現しました。

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ちゃんと走るのか、問題がある部分がないかを実際に動かすテスト走行も行われました。

問題が無いことが確認されると、ランドローバーはこの車を再び持ち主の元へ返すことに。バレンタインデーに、持ち主の一人であるWillの妻Claireからプレゼントされたのです。

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彼らがテレビを見ていると、4人が愛したランドローバーのCMが流れます。

しばらく懐かしい気持ちで見ていたのですが、どうも自分たちの車と瓜二つ…というより、もはやどう見ても自分たちの車にしか見えません。

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するとCMの最後に「鍵はClaireが持ってるよ!」とのメッセージが出るではありませんか。

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そして、ガレージにいってみるとそこにはあのランドローバーが。

これもちろんファンサービスというわけではなく、ランドローバーがプロモーションのために行ったキャンペーン。とは言っても感動的ですね。

日本では、車なんて長くても10数年程度で買い換えてしましますし、そこまでメーカーに思い入れのある人も多くないかもしれません。

でもこんな風に、古い車も大事に乗っているユーザーがいるということは、長く乗れる丈夫な車を作っているということにもなります。また、古い車を愛する人にとっては、こんな風に古い車をフィーチャーしてくれるメーカーって、とても魅力的に写るんじゃないでしょうか。

動画はこちらから。

Land Rover:Love [Creative Criminals]

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