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再開発が進むミラノのPorta Nuova(ポルタ・ヌオーヴァ)地区に、木々にあふれるユニークな高層マンションが誕生しました。

イタリア語で「垂直の森」を表す、Bosco Verticale(ボスコ・ヴェルティカーレ)と名付けられたこのマンション。地上26階建て、高さ110メートルの「Torre E(タワーE)」と、地上18階建て、高さ76メートルの「Torre D(タワーD)」から成る、ツインタワーです。

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最寄のガリバルディ駅(Milano Porta Garibaldi)からも、その奇抜な外観をのぞむことができます。

Bosco Verticaleの設計は、イタリア人建築家ステファノ・ボエリ(Stefano Boeri)氏の建築設計事務所「Stefano Boeri Architetti」が担当。2009年から建設プロジェクトが本格的にスタートし、2014年10月、ようやく竣工しました。

このツインタワーでは、総面積8,900平方メートルのテラスに、900本以上を植樹。無機質になりがちな高層マンションに、緑あふれる森をもたらし、ミラノの街から排出される二酸化炭素などを吸収する役割も担っています。

現時点では、植樹されてから間もないこともあり、まだ若い木々が多いよう。これから年月をかけて、このマンションとともに育っていく様子も楽しみですね。

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Bosco Verticaleは、サステナビリティをベースに建築と自然を融合させた秀逸な事例として、2014年、建築デザインの国際アワード「INTERNATIONALEN HOCHHAUS PREIS」を受賞しました。

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夕暮れどき、向かいのガエ・アウレンティ広場(Piazza Gae Aulenti)に弧を描いてそびえる高層ビルに反射する姿は、なんとも近未来な雰囲気です。

限られた土地を最大限に活用し、自然と共生する住空間づくりは、多くの都市が抱える課題。Bosco Verticaleは、新たな都市型住宅のロールモデルとして、今後も世界から注目を集めそうですね。

Stefano Boeri Architetti

Photographed by Yukiko Matsuoka

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