いよいよ2月22日(アメリカ時間)に発表される第87回アカデミー賞。スタジオジブリの『かぐや姫の物語』が長編アニメーション賞にノミネートされたことが大きな話題ですが、実はもう1つ、日本出身の監督による作品が候補になっていることをご存知ですか?

アメリカ在住の堤大介さんが盟友ロバート・コンドウさんと共同監督を務めたのは、『ダム・キーパー』というアニメーション作品。ピクサーで『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』のアートディレクターを務めた2人は、初めてメガフォンを執った今作で、短編アニメーション賞にノミネートされました。

映画の舞台は、世界が大気汚染に覆われた時代に、汚れた大気と暗雲の影響を受けずに生きながらえてきた小さな街。実は大気汚染から街を守るダムは、1匹の豚の少年(=ダム・キーパー)によって動かされていました。でも、平和ボケした街人たちは、そもそもなぜダムが存在するのかすら忘れてしまっていたのです。

家族も友だちもおらず、孤独に作業を続ける豚の少年。ある日、学校に天真爛漫なキツネの転校生がやってきて、彼のその後の人生を大きく変えるきっかけとなります。

そのストーリーはもちろん、独特な色彩と光が生み出す美しい世界観が印象的な今作は、観た後に大切な人と話したくなるような映画でした。既に世界中の国際映画祭で20以上の賞を受賞しているそうで、アカデミー賞の発表も楽しみです。

日本ではiTunesで購入可能です。

『ダム・キーパー』
原題:The Dam Keeper
監督:堤大介、ロバート・コンドウ
ナレーション:ラーズ・ミケルセン
音楽:ザック・ジョンストン&マテオ・ロバーツ
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ダム・キーパー』[Tonko House]

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