今年も豪華アーティストによるライブパフォーマンスが満載だったグラミー賞授賞式。最多の4部門を受賞したサム・スミスのステージも素晴らしかったけど、個人的に最も楽しみにしていたのはオーストラリア出身の女性シンガーシーアでした。

90年代からシンガーソングライターとして活動していたシーアは、ソロキャリアに疲れて他のアーティストのために楽曲を書くことに専念します。「Chandelier」はそんな彼女が4年ぶりに発表した自身のアルバム『1000 Forms of Fear』からのリードシングルでした。

「パーティーガールは傷つかない/何も感じない/いつになったらわかるんだろう/感情を押し殺してるだけだって」というリリックから始まるこの曲で、シーアはアルコールや処方薬依存だった自らの体験をもとに、パーティーに明け暮れる女の子の悲哀を描いたと言われています。

曲の力はもちろんですが、ヒットを大きく手伝ったのはミュージックビデオでした。「有名になりたくない」とメディアに顔を出したがらない彼女は、「Chandelier」のビデオに11歳の天才少女ダンサーマディー・ジーグラーを起用したのです。

聴く者の心を揺さぶるシーアの歌声と、小さな体で彼女の心の叫びを“代弁”したマディーのダンスが見事にシンクロして、ビデオの再生回数は5億回を突破(※2/14現在)。グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞に加え、最優秀ミュージックビデオ賞にもノミネートされました。

そして先週、授賞式のステージに立ったシーアは、顔を見せず壁に向かって「Chandelier」を熱唱しました。彼女と一緒に登場したのは、12歳になったマディーと女優のクリステン・ウィグです。

http://youtu.be/7rFkpcyZ598

3人が披露した圧巻のライブパフォーマンスに、会場に集まったスターたちからはスタンディングオベーションが。残念ながら受賞は逃しましたが、今年のグラミー賞で最も印象に残ったステージの1つでした。

Sia – Chandelier (Official Video) [Vevo]
Sia: The Billboard Cover Story [Billboard]

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