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歴史のあるアートなお家に憧れているのなら、是非訪れてほしい美術館があります。

それは、アメリカのボストンにある、イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館。ボストン美術館のすぐ裏に建っています。

ここはアメリカ人のイザベラ・スチュワート・ガードナー夫人が1903年に開いた美術館。父親からの遺産で彼女が集めた様々な美術作品が、彼女のデザインした通りの空間に展示されています。この美術館は、イザベラさんがコラージュした1つの作品なのですね。

メインの展示がある旧館に入ると、整然と手入れのされた庭が目に入ってきます。季節の花が咲き乱れる庭は、立ち入ることはできませんが、淵に腰かけて眺めたり、吹き抜けの上の階から見下ろしたりと、館内を巡っているあいだ、ずっと楽しむことができます。

コレクションの質の良さにも驚かされますが、他の美術館と違うのはやはりその展示デザイン。仏教の石像が床にごろりと置かれている横に大きな西洋絵画が掛けられているなど、個人的空間ならではの異質の調和が実現されていて、そのセンスの良さにため息が出ます。

家具の揃った居心地のいい邸宅ですが、展示空間で人が暮らしていたことはなく、最初から美術館として作られました。イザベラさんは生前多くの著名人を招待していたとのことで、なんと日本の思想家、岡倉天心との手紙も展示されていますよ。

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実はこちらの美術館では、1990年にフェルメールの「合奏」をはじめとする作品13点が盗難にあってしまいました。イザベラさんの遺言より、展示位置を変えずに額だけが残されています。空っぽの空間は寂しくて、いつか絵画たちがここに帰ってくる日を望まずにいられません。

この盗難事件は、「消えたフェルメールを探して」という映画にもなっているので、チェックしてから訪れると、より楽しめるのではないでしょうか。

Isabella Stewart Gardner Museum

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