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Photo by 讃岐かがり手まり保存会


日本の伝統に触れることができる幸せを、大切に受け継いでいきたい。

かつて、江戸時代の日本では木綿の糸を使って作られた「木綿手まり」が庶民に親しまれていました。でも、戦後になると、その文化や作り方を知る人々が減ってしまい、継承することが危機的状況に。

時の流れとともに、途絶えてしまった文化もある中、四国の香川県では戦後三十年に渡る歳月を掛けて、讃岐地方に伝わる失われた技法を体系づけることに成功しました。昭和五十二年(1977)に名付けられた「讃岐かがり手まり」は、今も、1つ1つ手仕事で仕上げています。

芯材はモミガラを使い、木綿糸を巻き付けた土台毬に手染めした草木染の木綿糸でかがる。一個一個心を込めて作り上げた美しく暖かい手まり。

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Photo by 讃岐かがり手まり保存会

そして、その見た目のやわらかさや美しさだけではなく、香りも楽しむことができるのが「にほひ手まり」。

讃岐かがり手まりの伝統工芸士である荒木永子さんが、従来の手まりの芯の籾殻の中に、古くから芳香や防虫に効用があるとされてきた香木(白檀・丁子・龍脳など)天然香料をたっぷり入れて、それに自然の植物から採った染料で、丹念に染め上げた木綿糸を巻き、心を込めて制作しています。

好きな場所に置いたり、インテリアとしてお部屋につるしたり、クローゼットに置いたり。そして持ち歩いてみたり。

見て、触って、嗅いで、五感で豊かさを感じることができる手まり。優しい香りと風合いが、そして日本の伝統がいつもそばに。

にほひ手まり

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