発掘された2千年以上前の種が美しい花を咲かせた、「大賀蓮(おおがはす)」をご存知ですか?
1951年、東京大学検見川厚生農場(現東京大学検見川総合運動場)で、古代の蓮の実が3粒、発掘されました。シカゴ大学で発掘物を分析した結果、少なくとも二千年以上前のものであると推定されます。
3粒の実のうち1つだけが翌年の7月18日、東京大学の植物学者大賀一郎博士の手によって淡い紅色の美しい花を咲かせました。
博士の名前から「大賀蓮(おおがはす)」と名付けられたこの蓮は、友好親善を目的に国内外に根分けされ、多くの人々に愛されています。
資生堂は「大賀蓮(おおがはす)」の香りをテーマに東京大学とコラボレーションして開発した、蓮香オードパルファム(ピュアミスト)を2007年に発売しました。
爽やかで優しい香りです。
香水の他にも、より親しみやすいよう、ハンドクリームやあぶら取り紙も販売しています。
蓮花ハンドクリームは、大賀蓮のみずみずしい香りをベースに、ミュゲ、ローズ、リンデンの花々や、さりげないスパイシー感がある丁子やアニスを加えた香り。
蓮の花は日の出とともにゆっくりと時間をかけて咲き始め、午前中のうちにまた蕾へと戻ります。これを4日繰り返したのち散っていくのだそう。
でも、この二千年の眠りから目覚めた「蓮花」なら一日中あなたのそばに咲いているよ。
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