フリークライマーのKevin JorgesonさんとTommy Caldwellさんが、世界で最も大きく難しいとされるエル・キャピタンのフリークライミングに挑戦しました。
その高さ3,000フィート(約915m)。約1km近い断崖絶壁を、自身の手と足だけで登っていったのです。
落下防止のためのロープがあるとはいえ、ほぼ垂直のように見えるこのエル・キャピタン。写真を見ているだけでもドキドキしてきます…!
一体どこを掴んだらいいのか分からなくなるような、薄く小さなくぼみに指先を掛けながらの登っていく2人。この季節ですからきっと岩はとても冷たいでしょうし、指先に係る負担は計り知れません。
手首の膨らみは、筋肉なのかな。体を持ち上げるんだもん、指先や手首にも相当な筋肉が必要なんでしょうね。
登りきるまでには、指先や体を休めるために途中で休憩をはさみます。
絶壁の途中にテントのようなものを吊るして休憩するようなのですが、私たちから見たらこれすらも落っこちてしまいそうで怖いものです。
彼らは暗がりの中のクライミングをより好んでいるそうで、ヘルメットにライトを装着して果敢に登っていきます。早朝や夕方は日中よりさらに冷えるでしょうから、指先や汗からますます体温が奪われそう。ですが、きっとそれでも楽しいと思わせる魅力があるんだろうな。
Kevin JorgesonさんとTommy Caldwellさんのクライミングは10日間の予定だったとのこと。すでに登頂は終了していますが、クライミングの途中ではFacebookにその時の様子を投稿していたようですよ。
彼らの挑戦の様子をもっとご覧になりたい方は、下記から彼らのFacebookへぜひ!
Two Men Are Making History By Free-Climbing 3000ft Up The Hardest Route In The World[boredpanda]