食材を選ぶ基準について、前回の「ミクロにしたら一緒なので」で書きましたが、地元産であるかどうかに加えて、食材の持つ質についても少し気を使っています。

アーユルヴェーダなどの考え方では、食材などの物事や心をサットヴァ(純質)ラジャス(激質)タマス(鈍質)という3つの質に分類します。

心身がサットヴァな状態にあると、いつも満ち足りていて自分の内側にある幸せを感じることができます。ラジャスは行動力を司りますが、この状態に傾きすぎると、怒りっぽくなったり落ち着きがなくなったり……。また、タマスな状態に陥ると、無気力で頭がぼんやりして、物事の善悪がわからなくなってしまいます。

心や体は食べたものから作られるので、食べ物の質はそのまま自分の質になります。サットヴァな食事をすることは、幸せへの近道なのです。

サットヴァな食事のポイントは、サットヴァな食材を選び、心をこめて作ること。そして、出来立てを、ゆっくりと味わって食べることです。特別なことはなにもないけれど、とても効果的だなと実感しています。

【満ち足りた気持ちになれるサットヴァな食材】

・ ほとんどの新鮮な野菜や果物
・ 調理したての穀物(炊きたてのごはんなど)
・ ほとんどの豆類
・ 新鮮な牛乳やギー(精製バター)
・ ほとんどのナッツ類
・ ほとんどのハーブ類
・ ハチミツ

今日食べたもの:れんこんのポタージュと全粒粉のパン

やさしいとろみと甘さのれんこんのポタージュは、皮ごとざくざく切ったれんこんヒン(インド料理などに使われるスパイスの一種)少々とオリーブオイルで炒めて水で柔らかくなるまで煮たら、豆乳を加えてブレンダーをかけるだけ。米味噌酒粕を少しとで味つけします。素揚げしたれんこんを飾りにしましたが、これはこれでおいしいので、多めに作ってもいいかもしれません。れんこんは消化しにくい食材ですが、ポタージュにすることで少し消化をしやすくなります。また、アーユルヴェーダでは花粉症の原因になる食材でもあるので、摂り過ぎには注意しています。

全粒粉のパンには、石臼引きでざらざらと粒の残った粉を使います。菜種油砂糖イーストをこねすぎないように混ぜて1時間寝かせたら、成形して5分くらい置いてオーブンへ。思い立った時にすぐ作れる超短時間発酵のお手軽なパンです。

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