いよいよ2014年もおしまい。

そこで今回は「年末、帰省するときに聴きたい曲」をテーマに2曲ご紹介します。

もし都合がつかず帰れないとしても、ぜひこれらの曲を聴きながら故郷に思いを馳せてみてください。


Magnet – The Day We Left Town

ノルウェー生まれの男性SSW、マグネットが2003年にリリースした2ndアルバム『On Your Side』からの1曲。

タイトルを直訳すれば「僕たちが町を出た日」。ビョークの名曲「ハイパーバラッド」を彷彿とさせる、ダイナミックなトラックとドラマチックなメロディーが人気の楽曲です。

We’ll put on our best clothes
Bring only what we need

いちばん好きな服を着て、必要な物だけを持って行こう

…と、『天空の城ラピュタ』主題歌の「君をのせて」を彷彿とさせる旅立ちのシーンから

Douse the walls with kerosene
Drop a match from the mezzanine

灯油を壁にぶちまけ、中二階からマッチを落とすんだ

という「何もそこまで!」な、ドラマのような光景が歌われます。心情的にはそれくらいの気持ちで「町を出よう」ということなのでしょう。

そして最後はこう繰り返されます。

It’s the day we’re leaving town
It’s the day we’re leaving it all behind
You and I

僕らが町を出た日 
それは僕らがそれまでのすべてを置き去りにした日 
君と僕だけで町を出て行った日

この雪が舞う冬を思わせる楽曲をBGMに、故郷を飛び出した日のことを思い出しながら帰省してみてはいかがでしょうか?


Thin Lizzy – The Boys Are Back In Town

おそらく誰もが一度は聴いたことがあるはず。

アイルランドはダブリン出身のロックバンド、シン・リジィの代表曲で、「あいつらが町に戻ってきた」という、その名もまさにな1曲です。

Guess who just got back today?
Them wild eyed boys that had been away
Haven’t changed, haven’t much to say

今日誰が戻ってきたと思う? 
あの野生の目つきをした連中だよ
何も変わっちゃいなかったね。口数は少なかったけどな

グルーヴィーなリズムに乗せ、興奮した様子の早口で歌われるリリックがコレ。「あの悪ガキたちが戻ってきた!楽しくなるぞ!」という高揚にあふれています。

They were asking if you were around
How you was, where you could be found
I told them you were living downtown

あいつらはお前がどこにいるのか聞いてたぜ。お前がどうしてるか? どこに行けば会えるのかってね
お前がダウンタウンに住んでるって言ったら、あいつら狂ったように喜んでたぜ

あの頃の記憶が蘇り、町がいつもより活気づく。「俺たちが揃えば無敵だ」。

That jukebox in the corner blasting out my favorite song
The nights are getting warmer, it won’t be long
It won’t be long till summer comes
Now that the boys are here again

The boys are back in town

隅っこのジュークボックスが俺の好きな曲を流し出す
夜はだんだん暖かくなってきている
夏が来るまで時間はかからないだろう
だってあいつらが今またこの町にいるんだ

あいつらが町に戻ってきたんだ

いつもの場所に仲間が揃い、最高の音楽がかかっている。もう何も怖いものなんかない。今この瞬間を楽しもう。…そんな最高の夜が目に浮かぶようです。

…しかしこの楽曲にはちょっとしたエピソードがあります。

歌詞の中では一度も「あいつら」は直接出てきません。

というのも、ここで歌われている「あいつら」は、ベトナム戦争に出征した兵士たちを指しているのです。つまり、実際には戻ってこなかった「あいつら」もいることを暗に示しているのでしょう。

………

楽しい年末もお正月も、平和があってこそですね。

みなさま、ぜひ楽しい年末年始をお過ごしください!

(今週、音楽メディア「AMP」では、2014年のベストアルバム特集を展開します。ぜひおたのしみに)

スタッフリスト:2014年”上半期”ベストトラック [AMP]

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