SHARE

キュレーター松村有希のミャンマー・バガン旅行記一覧は、こちらから。

先月、ミャンマーを訪れてきました。

1988年まで鎖国政策が行われていたミャンマーは、西洋化されておらず、そこには独自の文化があります。

都市部のヤンゴンでも、遺跡都市のバガンでも、マクドナルドやセブンイレブンといった私たちが見慣れているお店は一切なく、とても新鮮に感じました。私は主にTシャツとジーンズのシンプルな格好で歩き回っていましたが、それでも目立っていたようで、ミャンマーの人々の注目を浴びました。

141112baganB5141112baganB4

パゴダの売店通りの素敵な親子。写真を撮ってもいいかと尋ねると、恥ずかしそうに笑ってくれました。

ちなみに値切ることなく、1000チャットでミャンマーの帽子を売ってくれました。1000チャットは日本円で100円…。ミャンマーは、物価が安い国なのです。

141112baganB29

日中は紫外線が強いミャンマー。私たちは市販の日焼けクリームを塗りますが、ミャンマーの人たちが塗るのは、木を擦って水で溶かしたタナカと言われる天然の日焼け止め。

直接顔に塗るようです。ミャンマーの女性と子供は、必ずと言っていいほどタナカを顔に塗って外出しているのが見受けられました。

141112baganB30

試しに「私も塗ってみたい」とお願いしてみたところ、快く木を擦り、ペースト状になったタナカを、丁寧に顔に塗ってくれました。言ってみるものですね。塗り方は人に寄って違うそうですが、基本は両頬と鼻の上とのこと。タナカは木なのに、なぜか花のような香りがしました。

これを塗って街を歩いたら、現地の人はふりかえってうれしそうに微笑んでくれました。ミャンマーから帰国した今も、ときどきこのお店で買ったタナカのペーストを一人で家で塗っています。

141112baganB19

観光の中心である遺跡地帯、オールドバガンから少し離れた場所にある農家にお邪魔してみると、不思議な光景を目撃しました。牛がグルグルまわっています…

141112baganB21

一体何をしているのか、聞いてみると、なんとピーナッツオイルを製作中なのだとか。よく見てみると、うすの中で擦りつぶされたピーナッツが、下から液体状になって出てきているところが確認できます。

なんてアナログなピーナッツオイルの採取方法なのでしょう!

141112baganB8

バガンでは放し飼いにされたたくさんの牛と、街中で出会うことがあります。主にこうした力仕事をお手伝いしてくれるそう。お仕事の後には、たらふくご飯を食べさせてもらっていました。

141112baganB10

馬もこうして遺跡の近くをうろうろしています。馬車につながれていないお休みの時間は、こうして草を黙々と食べ続けているようですね。

141112baganB22

これなんだと思いますか? 

道ばたの木の枝に、今までに見た事のないものがぶら下がっている事に気がつきました。

141112baganB23

なんとこれ、コウモリの巣

この中にコウモリが寝ているそうです。小さめの巣がオス用、大きめの長い巣がメス用なんだとか。

141105bagan25

続いて、農家のヤシの木からとれた樹液で、パームシュガーを作っている様子を見学させていただきました。

右側の写真は、パームシュガーで作られるお酒を製造中の様子。「アルコール度数は40度!」と自信満々に説明してくれました。

141105bagan22

バガンは工芸も盛んで、漆塗りをしている人たちをチラホラ見かけました。これは竹でつくったお椀やお皿に、手作業で模様を掘っている様子です。

141105bagan23

伝統工芸なのでしょうか、このような模様の傘を作っている人たちもよく見かけました。普通のサイズから、2mメートルくらいの巨大なものまで、いろんな大きさが作られています。

私のお気に入りは、傘をモチーフにしたランプ。

141105bagan37

日本軍がビルマ国を占領していたときに、国内で使われていた紙幣を地元の売店で発見しました。ジャパニーズガバメントと書かれたミャンマーの昔のお金。なんとも不思議な気持ちです。

141112baganB31 141112baganB32

空港から割と近くのNyaung U(ニャンウー)とよばれる場所には、市場やショッピングマーケットが立ち並んでいます。

お米や豆、スパイスの素材やフルーツまで、色々なものが売られていました。下の写真は、食品市場の中で発見した、ミャンマー式ヘアサロンの様子。

141112baganB9

ミャンマー人は、本当にフレンドリー。このかわいい女の子は、私を発見すると「ハロー!」とうれしそうに声をかけてきました。流暢な英語にうれしそうな笑顔。日本では決して見受けられない光景です。

私はミャンマーを離れるとき、現地の人たちの人懐っこさに後ろ髪引かれる想いでした。独特の親しみやすさにあふれる人々に会いに、ミャンマーを訪れてみてはいかがでしょう?

キュレーター松村有希のミャンマー・バガン旅行記一覧は、こちらから。

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense