類まれなる歌唱力と愛嬌のあるルックスで人気のシンガー、リン・ユーチュン。
台湾のオーディション番組で一躍注目を浴び、日本のテレビ番組でも活躍する彼は、ルーミー編集部に遊びに来ていただきましたが、今年もニューアルバムを引っさげて登場です。
今回のアルバムは、『WINTER GIFT〜リン君からの贈り物〜』。山下達郎「クリスマス・イブ」や、松任谷由実「恋人がサンタクロース」、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」など、クリスマスといえば、な名曲が詰まったカバー・アルバムです。
なんでも真夏にレコーディングが行われたようで、収録時にはとある工夫がされたようです。今回は、アルバムについてや、収録の裏側、そして日本でのエピソードを聞いてみました。
オフィスには、アルバムのジャケットと同じく、サンタクロースの格好で来てくれましたよ。
—まず最初に、『WINTER GIFT〜リン君からの贈り物〜』はどんなアルバムですか?
日本でも馴染みのある、みんなが大好きな曲が収録されています。原曲とはすこし違い、リン・ユーチュンバージョンです。寒い冬に、みなさんの心を温められたらいいなと思っています。
—アルバムの中で、一番印象に残っている曲はありますか?
たくさんありますよ。このアルバムの中には様々なジャンルの曲が入っていますが、すべてお気に入りです。でも、「ロマンスの神様」は、キーが高くて難しかったです(笑)
—レコーディングで、思い出に残っていることはありますか?
冬のアルバムですが、レコーディングは真夏の9月だったんです。なので、クリスマスの雰囲気を作るために、冷房を一番強くして、クリスマスツリーを置き、ライトも暗くしながらやりましたよ。スタッフのみんなはジャケットを着ながらの作業でした(笑)
−今回の来日は長期のようですが、どのように過ごしていましたか?
これまでは行ったり来たりで、1週間位の滞在が多かったんです。でも今回は一ヶ月間、完全に仕事をストップして、日本語学校に通っていました。まだゆっくりとしかしゃべれないですが、頑張っています。
—学校以外ではどのように生活されていたんですか?
たくさんのスーパーやコンビニ、100円ショップに行きました。そして、ステーキやパスタ、台湾風のチキンスープなど料理をしていましたよ。
−日本に長く滞在してみて印象は変わりましたか?
日本の食べ物はおいしいです。日本人もやさしいし、生活を楽しめました。日本が大好きです。
—ルーミー読者に向けて、一言お願いします
みなさんに、サプライズを贈れるように頑張りました。恋人がいる人もそうでない人も聞いてほしい、心温まるアルバムです。たくさんの方に聞いてほしいです!
インタビュー中も頑張って日本語で話してくれる姿からは、彼の謙虚さと優しさが感じられました。「第2の故郷」だと思ってくれているなんて嬉しい言葉も。
リン君の優しい人柄と心地良い音楽が詰まったアルバムで、クリスマスをほっこりとした温かい気分で迎えられそうです。
1. 白い恋人達
2. 冬のファンタジー with カズン
3. 冬がはじまるよ
4. クリスマス・イブ
5. 恋人がサンタクロース
6. ロマンスの神様
7. ラスト・クリスマス
8. 恋人たちのクリスマス
9. ジングルベル
10. 赤鼻のトナカイ
11. 愛のうた
12. 逢いたくていま
13. サイレント・イヴ
14. なごり雪