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「羽根のない扇風機」で有名なダイソン。

その後、同じデザインでありながらヒーター機能付きの「Dyson Hot + Cool™ファンヒーター」を開発して、世界中をさらに驚かせました。

先日、その製品がさらに進化したとのウワサを聞いたのですが…。

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Dyson Hot + Cool™ファンヒーター 最新モデル「AM09」

見た目はこれまでとほとんど同じ。一体どこが進化したのかよくわかりません。というか、そもそもこのヒーターの性能ってどうなの?

ダイソンのことならこの人に聞くのが一番!

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元「A BATHING APE®」のグラフィックデザイナーのハイロックさん。

現在は、人気ウェブサイト『Fresh News Delivery』の管理人をしながら、渋谷のカフェ「LIL’RIRE CAFE」も運営。無類のキュレーション能力で、ネット、ラジオ、雑誌など多方面で活躍するメディアクリエイターです。

ダイソンのヒーターを長年愛用しているというハイロックさん。ご自宅におじゃまして、この新製品について聞いてきました。


イノベーションが詰まった「Dyson Hot + Cool™ファンヒーター」

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「これまでの暖房器具との一番の違いは、このスタイリッシュなデザインだよね。特に男子はこういったシンプルなデザインって、みんな好きなんじゃないかな。置くとしたらモダンな部屋を思い浮かべるかもしれないけど、和モダンやウッディなテイストや、この部屋のようにいろんな要素をミックスさせた空間にも合うと思う」

新製品「AM09」をいち早くチェックしたというハイロックさん。リビングには旧モデルのファンヒーターも置かれていました。

「僕は未来が近づくようなイノベーションを起こしているブランドの製品はすべて買うことにしている。ダイソンもそのひとつ。だから、ダイソンの新製品は基本的にまず買っちゃいますね」

2009年に出た「羽根のない扇風機」の衝撃は、みなさんもまだ覚えているはず。まさに「未来を近づけたプロダクト」のひとつ。もちろん、同じデザインの「Dyson Hot + Cool™ファンヒーター」にも羽根はありません。

羽根がないと、どんなメリットがあるのかって? 例えば…

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羽根がないので手入れがカンタン。また、運転中でも触れることのできる安全性も魅力のひとつ。

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そのため、小さい子供やペットがいる家庭では特に人気なんだとか。カバーをかけたり、柵を立てる必要もありませんからね。

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また、夏も冬もこれ1台でいいので、季節ごとに片付ける必要もありません。結果、場所の節約にもなるというわけです。

「ダイソンのファンヒーターも何度か進化しているけど、今回はこれまでとはまったく違うレベルで良くなってる。別物といってもいいぐらい。まあ、見た目だけでは全然わからないけど(笑)」

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左が「AM09」、右が「AM05」

そうなんです。正直、どっちが新モデルかも分かりません…。一体どこが進化したのでしょうか?


進化した「AM09」のスゴさとは?

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「『AM09』が大きく進化したポイントはふたつ。ひとつは『AM09』には風を送リ出す『送風口』が2ヵ所になったこと」

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「AM09」は送風口を2ヵ所にすることで、送風範囲を選択できる「フォーカスモード/ワイドモード」機能が付きました。

このテクノロジーがとってもダイソンらしい! ただ、送風口の向きを変えるわけじゃないんです。

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製品の断面を見てみると、通常の「フォーカスモード」では暖かい空気が後方から前に送り出されています。

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ところが、「ワイドモード」では前の開口部から「高速度の風」が吹き出します。すると、後方からの気流が前方の開口部から出る高速気流と合流することで、傾斜のついたプロジェクターに誘導されながら暖気が広範囲に送り出されるという仕組みなんです。

これ、すごいテクノロジーだと思いません?

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「ワイドモードが付いたことで、このファンヒーターの使い方がさらに広がったと思う。例えば、寒い朝は自分だけを暖めるために『フォーカスモード』で集中的に使う。夜は『ワイドモード』と首振りで、部屋全体をポカポカと暖める。

暖かい空気って顔に直接あたるとちょっと嫌なんだけど、ワイドモードの風は柔らかくなってるから心地いいんだよね」

これまでの温度・風力調節に加え「フォーカス/ワイドモード」機能が付いたことで、様々なシーンで使えるようになったというわけです。


気になる「音」について

日常的に使う暖房器具で気になるのは「音」の問題。

「使ってみて一番驚いたのが『音』がすごく静かになったこと。これはダイソンにとって、ものすごく重要な進化だと思う」

「AM09」では見た目こそ同じですが、中の空気経路は一からすべて再設計し直されています。

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空気の流れをもう一度見直し、無駄な乱気流や振動を徹底的になくすことで音を静音化。そのかいあって、「AM09」は前モデルの「AM05」の最大75%の静音化を実現しているのです。

「『AM09』の第一印象はとにかく静かだということ。もちろん音はするんだけど、なんていうか『音の質』が前とは全然違うんだよね。

聞き比べてみると、前モデルは本体自体も振動するぐらいモーターの音も大きかった。でも、今回はまったくそんなことがない。純粋に風が流れる音だけが聞こえるだけなんだ」

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「だから、前のモデルは音のこともあって寝室には少し不向きだったかも。でも、『AM09』なら寝るときでも問題なく使えると思う。だから『スリープタイマー』もようやく付いたんだろうね」

スリープタイマーだけでなく、設定された温度に室温を保つ「サーモスタット機能」や、地震の時も安心の「転倒時自動停止機能」も搭載しています。

一歩ずつ、着実に「完璧なファンヒーター」へと進化を続けているのです。


暖房器具は場所と用途で使い分ける

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「暖房器具っていっても、電気ストーブ、オイルヒーター、石油ストーブ、エアコン、ホットカーペットまでいろんな種類があるんだよね。

忘れてはいけないのが、どんなものにもメリットとデメリットがあるということ。僕も暖房器具はダイソン以外にも持ってるし、場所と用途によって使い分けるようにしているんだ」

ワンルームならまだしも、いくつもの部屋をこれ1台に頼るのは少し無理があるというものです。

ちなみに、製品仕様によると「AM09」の暖房能力はコンクリート住宅で8畳ほどをカバーできるそうですよ。

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「『AM09』は他の暖房と併用して使う『アシストヒーター』としてはもう優秀すぎるぐらい。

何より持ち運びしやすいのがいいね。だからこそ、そのメリットをいかして、キッチンで足下を暖めたり、遊びに来た友達の近くに置いてあげたりと、他の暖房と併用しながら使うには、100点満点のファンヒーターと言ってもいいかもしれない」

本体サイズはH595 x W204 x D204。重さは2.68kg。持ってみると本当に軽い! 露出した熱源がないのでどこでも使うことができ、デッドスペースを有効利用できます。

フットワークの軽い暖房器具だからこそ、リビングや寝室だけでなく、短時間で使いたい洗面所やキッチンなどでも活躍しそうです。


まとめ:アシストヒーターとしては完璧なレベル!

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部屋のデッドスペースにも置けてしまうほどのサイズ感と、スイッチをいれた10秒後には暖かい空気が出てくる利便性と安全性。そして忘れてはいけないのが、サーキュレーターとしても使える「パワフルな風力」です。

例えば、オイルヒーターや石油ヒーターの暖気を、ダイソンのファンヒーターの風力で循環させるように使うこともできるんです。

「『風力』って見落としがちな機能ですが、部屋を暖めるにはとっても重要なんです。というのも、暖気は上昇する性質があるから、風を使って広げてあげないと、暖房器具の周辺だけが暖かいってことになるんですよね」

「暖房器具を2つ使うなんて、電気代がもったいない」と思うかもしれませんが、効率的に暖めるという点ではむしろそのほうが省エネにつながることだってあるんです。

少なくとも、頭の上の空気だけを暖めることにはなりませんよ。

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アンティークとモダンな家具が心地よくミックスされたハイロックさんのリビング。ダイソンの「AM09」は、まるで昔からの相棒のようにハイロックさんのライフスタイルに見事にとけ込んでいました。

「僕は冬になるとリビングの中央に『だるまストーブ』を置くんだ。そして、ダイソンのファンヒーターを使って部屋の隅々まで暖める。この組み合わせは最高だよ。

でも、まだそこまで寒くないから、今のところは『AM09』が1台あれば十分だけどね」

暖房を出す前、片付ける前、季節の変わり目だって無理なくサポートできるのは一年中部屋に置いてあるからこそのメリットというわけです。

「AM09」をもっと詳しく知りたい人は公式サイトをご覧になってみてください。色違いの「アイアン/サテンブルー」もカッコいいですよ。

今年の冬は「AM09」で、いつもより快適なホリデーシーズンを迎えてみませんか?

AM09 [dyson]

Photographed by Kenta Terunuma

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