写真を構成する要素ってなんでしょう?

撮影する対象物は勿論一番大切ですが、カメラ側の要素としては概ね構図、ピント、露出から成り立っているのではないでしょうか。

それらが適切な写真を撮るためにカメラの中には様々な機械が入っていますが、これらに対応するのが構図を決めるファインダーや背面液晶。ピントを合わせてくれるオートフォーカス。露出を決める露出計です。

私たちは当たり前にこれらの機能を使って、簡単に綺麗な写真を撮ることができています。

でもその便利さに逆行するカメラを次々と作っているメーカーがありました。ドイツを代表するLeicaです。

冒頭の写真。昔からのフィルムカメラ然としたスタイル…かと思いきや、何とデジカメ。今年60周年を迎えるM型Leicaの限定モデルLeica M edition60の後ろ姿なんです。

そう、このカメラ背面液晶がないという驚きの仕様。デジカメなら今まで当たり前にあったものがないんです。




また、Leicaは同時にこんなカメラも発表しています。

Leica M-Aというこのカメラ。現代では珍しくなってきたフィルムのカメラですが、このカメラには露出計がないんです。

技術が進み、今までカメラと一緒に持ち歩いていた露出計をカメラに内蔵出来るようになったのは、もう40年以上前の話。それ以降当たり前に露出計内蔵のカメラを私たちは使っています。

それをあえて無くしてしまったというこだわりの一品。しかもこちらは限定品ではなく通常のラインナップ。中々シビれます。




また、Leicaに詳しくない人でもこれだけは有名なので知っているかもしれないのがLeica M Monochromeです。

名前の通りモノクロの写真を撮るためのカメラ。”モノクロしか撮れない”カメラです。

これらの様に中々コアな製品群作るLeica。現代のカメラは普通に写真を綺麗に撮れるだけではなく、動画も撮れて、写真にフィルターもかけれて、WiFiでスマホに送ることも、GPSの位置情報を埋め込むことも、、、と様々な機能が内蔵されています。

でも本当に写真を撮るために純粋に必要な機能って何だろう。と考えると、むしろそういったその他の機能があることによってボタンが無駄に増えたり、操作系が煩雑になったり、故障しやすくなったり…と必ずしもメリットばかりではありません。

ご存じの通り、Leicaは100万近くする高級なカメラ。そういった高級品だからこそというのもあるでしょうが、無駄な機能はそぎ落とし、本当に”写真を撮る”という行為に必要とされる機能だけを載せることでむしろ長く愛用される製品になるのかも知れません。

Leicaを使うユーザーからそういったニーズが多のかも知れません。100万近くするカメラなのに基本オートフォーカスはついていない希有なカメラですから。

色々な物が次々と新しくなり、便利になってきていますが本当に必要な物は既に満たされているのでは?とLeicaが言っている様な気もします。

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