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Photo by Hiroshi Iwasaki

日本には、色々な雨がある。

英語の「Rain」。

日本語の「雨」。

それは同じもののようだけど、きっとちょっと違う。

雨の粒子の細かさによって呼び方が変わる「霧雨(きりさめ)」「微雨(びう)」「霎(こさめ)」。

突然降ってすぐに止む「俄雨(にわかあめ)」。

雪が混ざった「霙(みぞれ)」。

夕方に降る「夕立(ゆうだち)」。

木の枝先から滴り落ちる「樹雨(きさめ)」。

埃や花粉が混ざっている「怪雨(かいう)」など。

日本語の「雨」には、季節や雨の状態によって、何十種類もの呼び名が存在するのだ。

そして、世界でも注目を集めるデザインオフィス「nendo」が、パリで年に2回開催されるメゾン&オブジェのメイン会場内で開催されるトレンド紹介展示のために作ったのが、そんな日本の20種類の雨のカタチを表現した「rain bottle」。




Photo by Hiroshi Iwasaki




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Photo by Hiroshi Iwasaki




Photo by Hiroshi Iwasaki

さまざまな雨の風景が透明アクリル製の瓶の中に表現されています。

展示会のテーマが「WORDS」であり、言葉とデザインの関連性を模索する内容であったことから、日本語の持つ細かいニュアンスや繊細な感性、そして、日本文化特有の自然との関わり方、その奥深さを表現したいと、雨をモチーフに選んだのだそうです。

確かに私たち日本人は、春に降る五月雨、秋から冬にかけて降る時雨、霧雨や夕立など、その季節や状況によって、雨に対する感じ方も変わってきます。

昔から俳句などの季語にもなっているように、どの雨も、私たちの文化や感性に寄り添ってきたのですね。

nendoが表現する美しき雨の世界。

次に雨が降ったなら、静かにその雨の落ち方を眺めてみるのもよいかもしれません。

RAIN BOTTLE INSTALLATION BY NENDO [mocoloco]

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