バスは地球にやさしい進化を続けているんだ。

アイドリングストップに始まり、てんぷら油のリサイクル燃料で走るバス、CNG(圧縮天然ガス)バスにハイブリッドバス。大きな体でたくさんの人や荷物を運ぶバスは、環境に寄り添う努力を続けている。

いすゞ自動車株式会社は株式会社ユーグレナと、植物と動物両方の性質を持つ微細藻類であるミドリムシ由来の次世代バイオディーゼル燃料を作り出す共同研究をしているのだそう。

そして、この「DeuSEL®(デューゼル)プロジェクト」の第1歩として、株式会社ユーグレナが開発した世界初のミドリムシから作られたバイオディーゼル「DeuSEL®」を使用したシャトルバスが、湘南台駅といすゞ藤沢工場の間での運行を開始したんですって。

ミドリムシといえば、ビタミン類、必須アミノ酸、DHAなど豊富な栄養素を持っていることもあり、食品としても注目を浴びています。

そのミドリムシの育ち方を工夫することで、体内に軽油に似た油を作ることもできるのだそう。その油分を抽出し精製することで、トラックやバス、飛行機の燃料を作ることができるといいます。

ミドリムシの培養

粉末にする

油脂分の抽出

精製等を経て「DeuSEL®」に。


こんな風に新たな地球にやさしい燃料として、現在、研究が進められているのです。


さて、この先の未来はどうなっていくんだろう。いすゞのデザイナーさんたちが描いた未来「世界中にこんなトラックが走ったら」はこんな風でした。



荷台の天井には培養プール。太陽を浴び空気中のCO2で育ったミドリムシは、トラック内で精製されDeuSEL®に。



そして、ディーゼルエンジンを動かす。排気ガス中のCO2は、大気を通じて培養プールへ。そのCO2でまたミドリムシが育つ。トラック一台で炭素循環型輸送が完結。

環境を守ろう。それは至極当然のこと。でも、一人一人の行動はすぐ目に見えるものではなく、実感が湧かないこともまた事実かもしれません。

だけど、こうやって環境に配慮したバスやトラックが街を走り、私たちがその存在を認識することで、何かを感じ、自分たちにもできることを模索するきっかけになるのではないでしょうか。

小さな小さな世界で生まれたミドリムシたちが、世界を、そして、地球を救い動かす。DeuSEL®の技術とともに、私たちの未来が美しく輝くものでありますように。

ISUZU×euglena「DeuSEL®」

※画像協力:「いすゞ自動車株式会社」、「株式会社ユーグレナ」

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