SHARE


こんにちは。ルーミーキュレーターの中村です。

わたしはコーヒーロースターとして、日々コーヒー豆を焼いて全国に届けているのですが、そんな中でたびたび耳にするのが「家ではなかなかおいしいコーヒーが淹れられないんだよね」といった声。

たしかに、コーヒーの味を決める要素をあげだしたら、それはもうきりがありません。コーヒー豆の品質や種類、焙煎方法、挽き方、淹れ方、体調などなどなど…。

でも、そんなに難しく考えなくてもいいんじゃないかなーって思うんです。

毎日飲むコーヒーを、もっとシンプルに楽しんで欲しい。

そこで今回は、わたしが考える「コーヒーをお家でおいしく楽しむための7つのティップス」をご紹介します。



1. 新鮮なコーヒー豆を手に入れる

コーヒー豆は鮮度が命!なんです。
コーヒー豆は焙煎(生豆を火や熱風によって焼く行為)の後、だいたい3日目~14日目の期間がもっともおいしく飲めます。品種や原産地などはもちろん大切ですが、それらは「個人の好み」による部分が大きいものです。でも、鮮度はどんなコーヒー豆にとっても大切です。

最近はパッケージなどにコーヒー豆の「焙煎日」を記載するショップが増えています。この日付を参考に、新鮮なコーヒー豆を手に入れてください。袋を開けたときに広がる香りだけで、あなたはきっと幸せ気分です。


2. コーヒー豆は飲む直前に挽く

最近では、コンビニや自動販売機のコーヒーでも挽きたてで提供されるのがあたりまえになってきました。コーヒーはどんな抽出方法(ハンドドリップ、エスプレッソなど)で飲むにしても、豆を挽いて粉にする必要があります。でも、コーヒー豆は挽いて粉にしてしまうと、空気との接触面積が増えて急速に劣化してしまいます。

「コーヒーは豆で買って飲む直前に挽く」。これだけで、あなたのコーヒーはグッとおいしくなります。無理して手挽きミルを使う必要はありません。便利な電動ミル(電動グラインダー)もたくさん販売されています。それに、コーヒー豆を挽いているときのあの心おどる香りを楽しまないなんてもったいないですよ!



3. 好きな道具をみつける

コーヒーを淹れるための道具ってほんとにたくさんの種類がありますよね。ハンドドリップ用のドリッパーだけでも、ハリオやメリタ、変わり種のケメックスなどなど。コーヒーメーカーだって立派な道具です。これだけたくさんあると、どれを使ったらいいか悩んでしまうかもしれません。

でも、どれも一長一短、まずはデザインにひと目惚れしたものを使ってみるのもいいでしょう。どうしても決められない!って人は、お気に入りのカフェや喫茶店でオススメの道具を聞いてみましょう。大切なことは使っていて楽しくなる道具を使うこと。大好きな道具で淹れたコーヒーは、やっぱりおいしいと思うんです。


4. 先入観を捨てて味わう

「コーヒー」と聞いて、あなたが思い浮かべるのはどんな味ですか?

かつてコーヒーは、「黒くて苦い飲み物」でした。しかしコーヒーの世界は日々進化を続けていて、いまでは様々な味や香りを楽しめます。たとえば、苦みやコクに加えて、近年は酸味や甘味が重視されているのはご存知の方も多いかもしれません。

グレープフルーツのような酸味やブルーベリーのような酸味、チョコレートのような甘味やマンゴーのような甘味。そんなこれまでとは違った香りや味をもつコーヒーたちを、先入観で避けてしまってはもったいない。新しい飲み物を楽しむつもりで、色んなタイプのコーヒーにトライしてみてください。きっと新しいコーヒーの世界に驚かされると思います。



5. リラックスして楽しむ

あなたはどんな場面でコーヒーを飲みますか? 生活の一部に溶け込んでいることの多いコーヒーですが、「朝起きたときに」、「仕事中の息抜きに」、「友人とおしゃべりしながら」など、リラックスしたいときに飲むことが多いと思います。飲む前からただよう芳醇な香りや、少しずつ冷めていく温度によって変わる風味、そして飲み終わった後もしばらくつづくアフターテイスト。

コーヒーはそれらをゆっくりのんびり楽しむのにぴったりな飲み物です。だからこそ、飲むときは思いっきりリラックスして欲しい。これは、コーヒーを楽しむとっておきの秘訣かもしれません。




6. フードペアリングを楽しむ

コーヒーは何かと一緒に飲むと、また新たなおいしさが発見できます。パンやチョコレート、クリーム系スイーツなどの定番はもちろんのこと、あんこやきな粉を使った和菓子や煎餅、おかきなんかと合うコーヒーだってあります。はたまた、ラム肉などの独特の臭みを持つお肉と一緒にコーヒーを飲むと、コーヒーの香りとお肉の香りの絶妙な組み合わせを楽しめますよ。

「生クリームやバターを使った濃厚なスイーツには深煎りのコーヒーが合う」なんて定説がありますが、個人的にはフルーティーな酸味が少し効いた浅煎りのコーヒーと一緒に濃厚なスイーツをいただくと、その酸味がスイーツの甘味をひき立ててとってもおいしいです。既成概念にとらわれず、色んなフードペアリングを楽しんでみて欲しいと思います。


7. アレンジを楽しむ

「コーヒーはやっぱりブラックで飲まなきゃ」、そんな風に考えたりしていませんか?そんなことはありません。ブラックが苦手な人もそうでない人も、コーヒーを自分なりにアレンジして楽しんで欲しいと思います。ミルクや砂糖以外にも、シナモンなどのスパイスやハーブ、はちみつなんかもおもしろいですよ

ちなみにわたしのオススメは、浅煎りの明るい風味のコーヒーにシナモンとはちみつとミルクをお好みで加えると、チャイをイメージさせるちょっとスパイシーな味わいでおいしいです。コーヒーを楽しむのに邪道なんかない!どんどん自分なりのアレンジコーヒーを楽しんでみてください。



いかがでしたか? 今回紹介した7つのティップスは、どれも技術や経験を必要としないものです。でもこんなシンプルなことが、技術や経験よりも大切なことだと思うんです。

7つすべてを実践する必要はありません、あなたの日々のコーヒーライフにこれらを少し取り入れてもらえたら嬉しいです。

Photographed by Thinkstock/Getty Images

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense