梅雨のジメジメで冷えたり、これからの蒸し暑い夏にバテたりと、なにかと体調を崩しやすい季節。体にいいものを食べるように心がけたくても、食欲不振になる場合も。そんなときは、薬膳料理ならぬ、薬膳紅茶がおすすめです。

弱っている部分をチェック

自分の心と体を把握するための切り口はたくさんありますが、今回は中医学の視点で、自分の体調をセルフチェック。国際中医師・国際薬膳師の瀧本靖子先生にセルフチェック方法とおすすめレシピを教えていただきました。

たくさんチェックが入ったところが、今弱っている部分。全体にチェックが入ってしまう人もいるようですよ。

気滞(エネルギーが滞っている)

①  イライラしやすい、怒りっぽい。
②  ストレスを感じることが多い。
③  ふさぎ込み、情緒が安定しない。
④  月経前にわき腹や胸が張る。
⑤  シミができやすい。

気虚(エネルギーが不足している)

①  疲れやすく体力がない。カゼをひきやすい。
②  胃がもたれやすい、胃腸が弱い、下痢をしやすい。
③  冷え性である。
④  食後にだるくなったり、普段から眠気が強くなったりする。
⑤  食べない割りに太る。下半身が太りやすい。

血瘀(血の流れが緩慢)

①  月経痛がある、経血に塊がある。
②  肩こりや頭痛がする。
③  子宮内膜症や子宮筋腫がある。
④  肌がざらざらしている。シミ、そばかすが出来やすく、肌色がくすんでいる。
⑤  舌下静脈が紫色。

血虚(血が不足)

①  顔色が悪くつやがない。毛髪が細く、抜け毛や白髪が多い。
②  集中力がない、頭がぼーっとしやすい。
③  座っていても動悸がする事がある、心配性で不安感が強い。
④  皮膚がかさかさする、髪の毛につやがない。
⑤  頭や目を使うことが多い。  

水毒(水が滞っている)

①  むくみやすい。
②  乗り物に酔いやすい。
③  湿度が高いと、めまいや頭痛がすることがある。
④  梅雨が苦手で、体調を崩しやすい。
⑤  舌がむくんでいて、苔が多い。

不調を緩和。すぐできる薬膳紅茶レシピ

ひとつひとつの症状にぴったりの薬膳紅茶がありますが、今回は、簡単で、多くの人に合いそうな2つをご紹介します。

●手作りジンジャーティー

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<材料>
リプトンイエローティーバッグ 1つ
・生姜 150g
・砂糖 150g
・水  1カップ
・しそ 10枚

<作り方>
1. 鍋にスライスした生姜、砂糖、水を入れて火にかけ、水分が3分の1程度になるまで煮る。

2. 1に千切りにしたしそ8枚分を加えてひと煮立ちさせる。
3. 紅茶に2と、残りのしそを入れ、かき混ぜる。

●甘酒紅茶

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<材料>

・リプトンイエローティーバッグ 1つ
・甘酒

<作り方>
1. 市販の甘酒は袋に記載されている通りに扱います。(希釈しないタイプがおすすめ)
2. 濃いめに入れたアイスティーにお好みの分量の甘酒と氷を入れて混ぜる。

生姜は、体を温めると言われていますが、利水(体の余分な水分を出す)効果があり、むくみを改善してくれます。また、胃腸の働きを助けてくれ、なんとつわりにも効果的なのだそう。甘酒は夏の季語でもあり、体調回復になるそうです。

瀧本先生曰く、夏に冷たいものをひかえると肺にやさしく、秋口の咳をおさえられるのだそう。薬膳紅茶にするなら、今回のようにティーバッグの方が手軽で続けられるとのこと。

思った以上においしかったので、楽しみながら、夏バテ知らずになれればうれしいなと思いました。

[リプトン瀧本靖子先生の薬膳教室 心味]

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